小学館 / コミック・アニメ

更新日:08-11-21 12H

 ここでの情報はAmazon より抽出しました。

小学館

Monster (8) (ビッグコミックス)

Monster (8) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1998年02月)
Review
 第7巻までは物語の舞台を統一後のドイツ国内各地に転々と移していった「モンスター」ですが、第8巻ではようやくチェコスロバキアという国の名前が私たち読者の前に立ち現れてきます。

 私は1985年、当時共産主義政権下にあったチェコスロバキアの首都プラハに旅したことがあります。世界で最もビールのうまい街とそれまでに散々聞かされ、また当時公開して間もない映画「アマデウス」のロケ地であるということが私をこの街へといざなったのです。確かにビールは噂にたがわぬ味わい深いものであり、また近世の姿を保った美しい街並みの中で時の流れをしばし忘れることが出来ました。

 この街では英語がほとんど通じない一方でドイツ語が想像以上に通じることに驚いたものです。ホテルのフロントも酒場のマダムも郵便局の窓口も私のつたないドイツ語を理解してくれたのですが、実は私はドイツとチェコとの緊密な歴史的関係について当時はほとんど知識を持っていませんでした。

 この「モンスター」を読む若い読者も、当時の私同様この二つの国(今やドイツとチェコとスロバキアという三つの国となりましたが)の関係についてはあまり情報をもっていないことでしょう。
 ぜひこの第7巻をきっかけにインターネットなどで20世紀東ヨーロッパの歴史をひもといてみてください。

 ちなみに私がこの時プラハから日本の友人たちのために買って帰ったお土産は、絵本でした。当時の私にはチェコ語を学んでいる友人が何人かいて、そしてこの「モンスター」で描かれているように、チェコの素朴な絵本は国際的に知られていたからです。
 そんなことを懐かしく思い出しながら、この第7巻を読みました。

Monster (5) (ビッグコミックス)

Monster (5) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1997年05月)
Review
 アンナ(ニナ)の養父母を殺した元刑事フリッツは、復讐を果たそうとする彼女に銃口を向けられて初めて、殺されるということが人間の大切な絆を断ち切られることであると悟るシーンがあります。この場面が殊に胸に響きました。

 一時の激情にかられただけの理不尽な人殺しが今や珍しくなくなった時代に私たちは生きています。そこには想像力の欠如が大きく関与しているとしか私には思えません。社会とは人間同士の細かな網の目です。ですから自分が生きて為す何かが、自分以外の誰かの人生に大なり小なり必ず影響を与えることになります。フリッツがかつて想像することができなかったのは、そうした網の目を断ち切ることの重大さであり、またこの網の目の中にこそ人間の心の温もりがひっそりと隠れているという事実です。

 この5巻目では、ヨハンの殺人を模倣した事件が発生しますが、その犯人に「感情がある」(210頁)ことをルンゲ捜査官は見抜きます。その感情が残虐な殺人をほんの一瞬だけですが躊躇させるというのです。

 フリッツといい、この模倣犯といい、想像する感情があればこそ「踏みとどまる」ことが出来るという当たり前のことをこれは語ろうとしています。そして一方で、私たち読者が対峙させられるのは一切の感情を持たない究極の悪であるということも、また鮮明に浮かび上がってくるのです。

 なお、9年間にわたって12人の女性を殺した連続殺人鬼として本書の冒頭に登場する人物はペーター・ユルゲンスという名ですが、これは1931年にドイツで処刑された実在の連続殺人鬼ペーター・キュルテンをもじったものでしょう。ペーター・キュルテンはこのペーター・ユルゲンス同様、殺人に際して性的興奮を感じていたという男です。
 興味をもった方は手塚治虫の作品に「ペーター・キュルテン」という短編があるので、手にとってみてはいかがでしょうか。

ARMS 7 (7) (少年サンデーコミックスワイド版)

ARMS 7 (7) (少年サンデーコミックスワイド版)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2007年12月15日)
Review
第4部前半クライマックス。
絵柄が以前よりかなり凛々しくなってきている。

第4部前半のクライマックスは主要人物の精神的な成長に主眼が置かれているところに注目したい。

まずは隼人。感情を乱し続け遂にスランプ、ARMSも使えずチンピラにも殺されかけるほど参ってしまっていが、
帰りたいと少し後ろに待っている仲間(大切な人?)を顧みることで遂に復調。あのコウ・カルナギをKOするほどの実力を手に入れる。
恵のピンチに駆けつけたりととにかくオイシイ役回り。
そして「うるせー!女の子に対してアイアンクローなんかかけやがって!この最低野郎が!」というセリフもよい。
水の心会得後はちょっと強すぎる気もするが・・・。恵との仲がやけに良好になっているのも注目か?

それにしても恵、隼人がこそこそ帰ってきたのが気に入らずつい「ハートの女王」の視界を掻い潜れると思って・・・?
と隼人を羽交い絞めにするシーンだが冷静に考えると隼人の帰りを待つのにARMS使ってたのか?
(斥候に使っていた可能性も高い)と思うと物騒な話だが可愛いものである(苦笑)

続いてユーゴー。こちらはかなり凄い。
人一倍理性的ながら人一倍ジャバウォックに怯えていた涼。
それをまずはメンタルな視点からユーゴーが見抜く。この時のユーゴーが凄い。
涼の不安定な心を半分背負う発言。「最悪私がジャバウォックをテレパシーで殺してあげる」とかなり勇ましいことまで言っている。
ここまで言われてもカツミ第一な涼は凄まじい精神力の持ち主であることは疑いようがない(苦笑)

そして隼人が涼のドラッケンとの私闘とは言えまるで気迫が感じられない戦闘を観た後、
ユーゴーとは逆にフィジカルな視点から彼の怯えを指摘し、「仲間を信じろ」と手荒な激励。
理性と精神力が逆に裏目に出ていた涼のステップアップ(初めから人格的に欠点がないので成長とは言いがたい)に
繋がっているという流れも綺麗にまとまっている。
モンキーターン (30) (少年サンデーコミックス)

モンキーターン (30) (少年サンデーコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (2005年02月18日)
Review
今作で完結することに納得いかないという意見は多々あると思いますが、
それはこの作品に対する読者の愛着の現れでないでしょうか。
私自身、ここで終わらず、いや終わってしまっても
テレビシリーズと同様の手法で続けてほしいというのが本音です。
ただ、終わってみて、
競艇ファンのみならず、競艇に興味のない人にさえ、
競艇=ギャンブルというイメージを変え、多くの人に感銘を与えた、
今までにない競艇漫画だったと断言できます!
最終兵器彼女 (2) (ビッグコミックス)

最終兵器彼女 (2) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2000年07月)
Review
僕は初めて最終兵器彼女を読んだ時、読み終えてもその本を手からはなす事ができなかった。多分それは、サイカノが僕に与えたショックが大きすぎて僕の内に潜む怒り・喜び・悲しみ・嬉しさ・後悔、等の感情を上手く整理する事ができなかったからだろう。最終兵彼女の感想を『感動した!!』とか『ちせカワイイ!!』等と一言で終わらせる人が近頃多いが、最終兵器彼女は決してその程度物語ではないと僕は思う。確かに感動はするし涙もボロボロ流してしまう。それはなぜかというと「自分だったらどうするだろうか!?」と強く思い、そのためとても共感できる部分があり、この作品が自分の存在意義や物事の考え方、幸せとは何か、ということを教えてくれるからだろう。
結界師 20 (20) (少年サンデーコミックス)

結界師 20 (20) (少年サンデーコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2008年04月18日)
Review
これまで因縁を深めてきた正守と扇一郎が、
本巻でついに激突!!

術の力で劣り、相性も最悪である扇に対し、
正守は奇策で対抗していくのですが…。

闘いの果てに、「扇一郎」という存在の秘密が明らかにされます。

今回の対決で、図らずも浮き彫りにされたのは、
墨村家と扇家の対比の構図。

墨村家の人々が、表面上はどうあれ、家族の絆を第一に行動しているのに対し、
扇家の人間は、正統継承者が絶対の権力を持ち、他の者は日陰者に過ぎない、
という劣等感に支配されています。

そうした正統ならざる者の妄執やルサンチマンが
「扇一郎」という存在を生んだのです。

これからも、まだまだ正守と扇家との確執は続きそうですが、
その際、キーパーソンとなってくるのが裏会の情報を司る奥久尼。

裏会の秩序維持や、自身の知識欲を満たすことを最優先させる奥久尼は、
損得が行動原理でない分、その真意を窺わせない不気味な存在です。

権威主義で武闘派の扇とは真逆の人間であり、正守は
これまで以上に厳しく、デリケートな駆け引きを迫られそうです。


高校アフロ田中 7 (7) (ビッグコミックス)

/コミック
 発売日: (2003年10月30日)
バンビ~ノ! 12 (12) (ビッグコミックス)

バンビ~ノ! 12 (12) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2008年05月30日)
Review
コヨーテに見込まれ自分の仕事を手伝えと言われるバンビ。コヨーテの肉料理に衝撃を受けるバンビ。一度仕事がうまくいき、危険な香りが漂うケータリングに魅力を感じてしまう。そして更に命がけの仕事に・・・とアメリカでも暴走気味ですが貪欲な好奇心は健在。スリリングな話の展開となっております。
マネーの拳 6 (6) (ビッグコミックス)

マネーの拳 6 (6) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年06月29日)
Review
この6巻では、ケンの会社の株式上場までの課題を描く。この漫画では、他の漫画で素通りされてしまう株式上場に際しての細かい問題点がクローズアップされていて、とても勉強になる。
ケンは、遂に株式上場を決意する。しかし創業時のメンバーはそれを聞いて動揺する。外野から株式上場の利点・欠点について偏った情報を聞いて賛成したり反対したり。その裏には井川の存在もチラホラと。ケンはどうする?
株式上場の利点・欠点を楽しく学べる、いい漫画です。
地獄の水

地獄の水

/単行本
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年08月)
Review
 雑誌掲載版の「地獄の水」ではなく、貸本版の復刻である。したがって講談社の短編集に収録された同名短編集とは異なる。小学館からの出版であり、今後も他作品出版の計画があるという。すごいぞ!
 もちろんストーリーは後のリメイク版とほとんどそのままだし、コマ割りも似ている(ファンとしてはそこが楽しい)。水木ファン(信者ともいう)にとっては垂涎の一冊。少し値段は張るが、単行本形式の復刻が心からうれしい。
 現在のアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」や雑誌少年マガジン連載以降の作風を期待する人は、面食らうかもしれない。まだ水木しげるの画風が確立する前の、初期作品である。ちなみに、目玉親父の原型キャラが登場する。
からくりサーカス (36)    少年サンデーコミックス

からくりサーカス (36) 少年サンデーコミックス

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2005年02月18日)
Review
34巻などでは長くなりすぎたせいか,だらだら感がありましたがこの巻ではグググときます.

ずっと読み続けている私(達)としては,ハッピーエンドに向かって欲しいものの・・・.
エレオノール・勝・鳴海の3人を中心にそれぞれの想いが絡み合いそし
て悲しい方向へ進もうとしているように思えます.

最終的には加藤鳴海の,あの最初のころの「笑顔」を見たいものです.

Monster (10) (ビッグコミックス)

Monster (10) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1998年12月)
Review
 いよいよ物語の舞台はドイツを離れてチェコへと移ります。
 怪物ヨハンを創り出した孤児院「511キンダーハイム」の生き残り証人とおぼしき老人ビーアマンを追ってフリー・ジャーナリストのグリマーがプラハへとやってきます。

 ビーアマンは「教育とは実験」(77頁)であると語ります。「511キンダーハイム」での思想教育を指した言葉なのですが、これは何も怪物を創り出した闇の孤児院にだけ当てはまるものではありません。
 どこの国でも教育は大なり小なり実験といえます。わずか一度しかない子供の人生においてどのような教育を与えれば社会にとって有益な人材を作り上げられるのか、その答を求めてここ日本の教育現場でも既に様々な実験が行なわれてきました。

 例えば、中学校からでは手遅れなので小学校から英語教育を始めてみよう。ゆとりの教育を目指して土曜日を休みにしてみよう。常用漢字の数をもっと減らして子供の負担を軽減してみよう。運動会のかけっこで順位をつけるのは差別につながるから「みんな一等賞」にしてみよう。等々。

 しかしそうした教育を施した子供たちがどんな大人になるのか、実験結果は遥か先でなければ出ません。そしてその結果が社会の要求を満たすものではないと判断されたとき、国家は新たに台数の計算公式を復活させてみたり、円周率を3へと単純化してみたりというさらなる実験を行なうのです。

 つまりコインの表側に「子供の幸福と安寧のための教育」という個人レベルの美しき目標が刻印されていたとしても、同時にその裏面には「社会秩序と公益をもたらす最適な構成員の養成」というもう一つの国家的思惑が常にあるということです。

 程度の差こそあれ私たちもまた、だからこそ「511キンダーハイム」の子供たちなのかもしれません。
ホムンクルス 9 (9) (BIG SPIRITS COMICS)

ホムンクルス 9 (9) (BIG SPIRITS COMICS)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (2008年02月29日)
Review
とことん向き合う。目を背けてきた自分を探し出す。
人間は、生まれてから経験と共に少しずつ歪む。
善悪や常識なんて言葉が典型的。他人の都合に合わせることで自分を歪める。
社会に生きている以上、赤ん坊のように純粋な大人なんて存在しない。

その歪みを視覚的に表現するという発想がすごい。
こんなに登場人物を突き詰める漫画は他にはない。
「他人は自分を写す鏡」という言葉があるように、作者にとっても登場人物を
書くことで自分を突き詰めることになるからだ。

果たして、名越が自分を本当に理解したあと、どういう行動にでるのか
非常に楽しみ。想像付かない。
愛…しりそめし頃に… 7―満賀道雄の青春 (7) (ビッグコミックススペシャル)

愛…しりそめし頃に… 7―満賀道雄の青春 (7) (ビッグコミックススペシャル)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2006年02月28日)
Review
 トキワ荘に集った漫画家たちの青春群像劇である。「まんが道」の続編。前作は子供向けだったが、これは大人向きに書かれている。昭和30〜40年代の空気感が濃密に漂い、自分もそこにいるような気持ちにさせられる作品。日本の漫画史に興味のある方はぜひどうぞ。
 
ショート・プログラム 新装版 1 (1) (少年サンデーコミックス)

ショート・プログラム 新装版 1 (1) (少年サンデーコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2005年08月)
Review
完全版ではなく、タッチとみゆきが載っていた雑誌にて読ませていただきました。
なので1と2どちらにどの話が載ってるのか分かりませんが、5年振りの同窓会『近況』卒業、別れの季節『ゆく春』大好きなあの人の名前『むらさき』…などがオススメです。
映画の様な空気感と何とも言えない切なさが味わえるモノもあれば、爽やかな恋物語、笑える話、色々あります。
何より、全ての話に最後にちゃんと『オチ』があり『…そうだったのか!』とハッとさせられます。やられた感満載です。
短編だけど内容はしっかりしていて、余韻も残る位。映画を見ている様にどっぷり話の世界観に浸かれます。
タッチ目的で買ったのですが、いつの間にかショートプログラムの方が好きになってました。
話はジャンルを問わず入っているのでぜひお気に入りの作品を見付けてください!
ギャラリーフェイク (32)

ギャラリーフェイク (32)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2005年04月26日)
Review
第1巻から登場し藤田を支えてきたサラ、藤田とさまざまな困難を共にし絵や骨董品で培われた腐れ縁のラモスにカルロスにワーナーそして香本。
そしてなにより藤田が探しもとめてやまなかった『もう1枚のモナリザ』

それら過去に登場した人物達と伏線を見事にまとめあげた最終巻だと思います。
個人的に最後カジムが無事なのか気になりますが(^-^;

細野さんの作品では、主人公藤田の目線と別のサブ主人公の目線を交差させる手法がよく使われてきましたが、そういった点からみてもこの巻はその手法を存分に活かした非常に細野さんらしい1冊だと思います。
そこに『サラ』『もう1枚のモナリザ』をからませることにより、ギャラリーフェイク全体の伏線を解決してくれていて、本当に納得の完結!というかんじです。

ありがとう細野先生!
ヨイコノミライ 1 完全版 (1) (IKKI COMICS)

ヨイコノミライ 1 完全版 (1) (IKKI COMICS)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2006年07月28日)
Review
★特徴★
もしマンガに味があるとすれば、この作品は間違いなく「苦い」と感じるモノでしょう。ほぼ全てのキャラが、話の展開が、セリフの一つ一つが、モノローグの全てが、とにかく「苦い」。あまりに未熟な登場人物たちに苛立ちを覚えますが、これはある程度自分と重なるところがあるということでしょうか(苦笑)。ヲタクの人に是非読んでいただきたい作品です。
★よいと思った点★
根底のテーマは「ヲタクの危うさ」であり、見方を変えればアダルトチルドレン問題そのものを取り扱っているといえるでしょう。名作「げんしけん」のテーマ「ヲタクの中の普通の人間っぽさ」とは対照的で、非常に興味深かったです。
★よくないと思った点★
はっきりいってキョーレツです。グロテスクな描写はあまりありませんが、読んでいて気分が悪くなる方もいるかも。キャラクターの人間関係からこの「味」を作り出したのは特筆に値しますけどね。このマンガを読んでいて本当に辛いと思うのなら、自分自身を省みてみましょう(笑)。
絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.1) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.1) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2004年05月)
Review
 本書を知ったのは、角川春樹氏(9巻参照)が取り上げられていたことがきっかけであった。それ以来、本書に強く関心を示して読み始めた次第である。失礼ながら、それまで著者・山田玲司氏のことは『ゼブラーマン』(漫画)の作者という程度の知識でしかなく、氏の作品についても今まで読んだことがないというのが実情であった。
 記念すべき第1夜は、著者自身を取り上げ、プロになってから漫画家としてメシが食えるようになるまでの苦悩と闘争の挿話がつづられ、著者を知るうえでも1番興味深い内容であった。

 連載打ち切りで仕事がなくなった著者の心の支えになった言葉が
    「――人間はみんな弱いけど夢は必ずかなうんだ――」
    「千年前も千年後も… 空はこうして空のままだ…。今、お前の身体が動くなら… 戦え!」
 また、著者の前に現れた雑誌編集長の人生を変えた一言
    「山田さん… ナイフ見せちゃダメだよ…」「一度、やさしく読者を抱えこんでさ… 安心したところを後ろからブスッと刺したらどう?」
 そして、著者自身のアイデンティティを変えた一言が
    「かっこ悪いことは… なんてかっこいいんだろう…」など

 個人的には『SLAM DUNK』や『バガボンド』など全世界で累計1億部を売り上げた漫画家・井上雄彦氏や人類が広がっていった5万3千キロの行程を、人力のみでさかのぼる『グレートジャーニー』を足掛け10年にわたって成しとげた文化人類学者・関野吉晴氏の挿話も興味深かったが、やはり本書(1巻)で最も印象に残った内容は著者であった。

 あとがきに残された本書を象徴する著者の最も大きな一言が

「ボス(編集長)、みんなが本当に見たいものは、女の裸でも暴力でもないよ。〈未来〉が見たいんだよ。マシな明日がどこにあるかが知りたいんだよ。(中略)。それくらい、時代はごまかせない所に来てるんだよ!!」

 この一言が本書を誕生させる大きな一言であったと思う。

バルバラ異界 (2) (flowers comics)

バルバラ異界 (2) (flowers comics)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2004年03月26日)
Review
いくつもの個人的な話が少しずつ重なって、無関係にみえていた人々をつなげてゆく。中心にある謎へ、いろいろな場所からいろいろな人が向かっている。それを妨害するものもいる。

その謎とは別のところで、親子関係の確執があり、恋愛があり、のろいがある。でも、それすらも、この物語の謎に繋がっていくような予感がする。複雑に絡まりあった蔓のようなストーリー。

1ページの情報量もすごい。視点がどこかに偏ることなく、全部の主人公、全部の出来事を読者に伝えるこの見事なバランス! ひとつの画面に三人の人物の心情が同時に吐露されているところとかがあって、うっとりする。

あれだけ多くの傑作をうみだし、またこれほどのものを生み出す萩尾望都ってすごすぎて、なんて言えばいいのかわからん。

平安京の人びと―平安時代前期 (小学館版学習まんが―少年少女日本の歴史)

平安京の人びと―平安時代前期 (小学館版学習まんが―少年少女日本の歴史)

/単行本
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1998年02月)
Review
一冊、いや一章毎に主人公がいるのがこの漫画の特長だろう。
大体カバーに描かれている人物がそうである。この巻では学問の神様・菅原道真、征夷大将軍・坂上田村麻呂、「民を思う」天皇・桓武天皇、そして最澄・空海。
膨大な数の人物を特徴的に、面白く描き分けているあおむら純氏に脱帽。最敬礼したって良い。

初めから日本史を教科書で学ぶよりも、これを読んでからの方が絶対頭に入りやすい。
これは日本史の「流れ」を一望できるからだ。
世間に日本史を漫画で説明した物は数多くあるが(大学受験の参考書コーナーにも結構ある)、
ほとんどの物は一冊、二冊に収める為に、ただ用語を並べただけで終わっている。

スキマスキ (IKKI COMICS)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2003年07月30日)
Review
なんとなくタイトルから連想される内容はストーカーの純愛ですが、読み終わった時に感じた感想は、たまたま、そこにいた相手との恋愛。いわゆるボーイミーツガールな内容を出会いの要素を少し前に流行った変態チックな恋愛の形と織り交ぜて再現しようとしたら一巻で終わってしまった名作になり得る要素を持った不思議なマンガです。はっきり言ってこれを読むまでは「らくらく」「きき」といった傑作短編マンガの方が上だと思っていましたが、こちらの方が自分的にはスゴク面白かったです。最後があっけなかったけど、作者的にはあと半冊続けてくれればぁと思ったに違いない程、簡潔におわっています、なんか勿体ないです。
めぞん一刻 14 新装版 (14) (ビッグコミックス)

めぞん一刻 14 新装版 (14) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年10月30日)
Review
 この作品は、小学館が発行している『ビッ
グコミックスピリッツ』で連載された伝説の
ラブコメディーです。一刻館というアパート
を舞台に繰り広げられるドラマは、読者に感
動と笑いを与えてくれます。
 この第14巻では、響子さんと三鷹の別れ
話や五代裕作と六本木朱美とのラブホテル騒
動から展開していく話など盛り沢山な内容に
なっています。
 この作品のおすすめは、こずえちゃんとの
やり取りです。こずえちゃんが五代君に残し
たものとは一体何なのか…。面白い展開にな
っていくので、一度ご覧下さい。
ポケットモンスターSPECIAL (4) (てんとう虫コミックススペシャル)

ポケットモンスターSPECIAL (4) (てんとう虫コミックススペシャル)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1999年01月)
Review
大会で優勝した後の続編・・・
ううむ・・・この少女は?だいだいわかるけど^^;
今度もすごいとおもいます。前からこの人のかくポケモンバトルは
臨場感あるなぁーなんておもってました
まあよくを言うと1~3巻の話がよかったことによりよりややマンネリ化が・・・そんなきもします
しかしこれはこれでおもしろいのでぜひ^

高校アフロ田中 2 (2) (ビッグコミックス)

/コミック
 発売日: (2002年07月30日)
新ゴーマニズム宣言 14 (14) (小学館文庫 R L- 14)

新ゴーマニズム宣言 14 (14) (小学館文庫 R L- 14)

/単行本
 発売日: (2008年07月04日)
REC 8 (8) (サンデーGXコミックス)

REC 8 (8) (サンデーGXコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年12月)
Review
前巻から続いていた恩田家の母娘問題に遂に決着がつきます。 他にもユニットの話だったり、二人で海に行ったり、ぎっくり腰でラブラブだったり。 さらにはマネージャーの吉岡さんの過去話だったり(社長がふさふさ時代)、後半からは新シリーズが始まり、今まで完全なサブキャラに甘んじていた「あの人」の妹が出てきます。 改めて声優って大変だな、と思いました。 月刊誌連載ということでどうしても刊行ペースが遅く、単行本待ちの身としてはつらいものがありますが、次巻が楽しみになるような展開です。特に新キャラ桃花。 彼女が話にどう絡んでくるか非常に楽しみです。
バケルくん 1 (1) (ぴっかぴかコミックス カラー版 藤子・F・不二雄こどもまんが名作集)

バケルくん 1 (1) (ぴっかぴかコミックス カラー版 藤子・F・不二雄こどもまんが名作集)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2005年02月01日)
Review
バケルくんの楽しさは様々な人形から変身したい物を選び、姿だけでなく化けた人形の持つ能力も発揮出来る所です。
この、ぴかコミ全5巻でてんコミ版の作品は全て収録してあり、未収録作品も多数あります。楽しいので読んでみて下さい。
僕達は知ってしまった 4 (4) (フラワーコミックス)

僕達は知ってしまった 4 (4) (フラワーコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (2008年08月26日)
Review
一巻から読んでるんですがユキトとコトリが付き合い始めてからの展開がかなりスローペースだと思います。二人の関係が進展したかと思えばまた後退したり…たまにうじうじというか… そして今回から登場したユキトの親友はコトリと過去にいろいろあったりもしかしてコトリの事現在も!?という感じなのですがこの巻では深くは触れずまた次巻でやるみたいです。後半は恋愛より友情メインでした。コトリには頑張って成長してほしいです。何と言うか前作と雰囲気が似ていると思います。
次巻
新吼えろペン 10 (10) (サンデーGXコミックス)

新吼えろペン 10 (10) (サンデーGXコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2008年05月19日)
Review
待望の「格闘技」ならぬ「描く闘技」大会の続き。

まったくもって「燃えよドラゴン」の島での大会に
クリソツで、担当についた女性と怪しい関係になってしまうシステムまで同じだwww

そのあとは破壊活動をする男と職業交換することで
炎先生は違う意味でのパワーUPを遂げるのだが
破天荒なストーリーに中にも
決して踏み越えてはいけないギリギリのラインで
魂が戦う姿。

これこそが、やはり「島本マンガ」の熱い部分だなと再認識した巻であった。

女性の誘いにのらない。

ビル爆破をやめさせるのにマンガで説得。

国会議員もマンガで説得。

いいマンガを読ませてもらいました。
あとがきを読むと作者本人は納得いってないようですが
十分「島本魂」が乗っかっていると思う。
ないしょのつぼみ 3 (3) (ちゃおフラワーコミックス)

ないしょのつぼみ 3 (3) (ちゃおフラワーコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年06月29日)
Review
伏字無しでオ○ンチンとか言っちゃってたり、友達の育に「女のコにもちゃんとオチ○チンと同じよーな部分があるんだよ。」と聞いて、家に帰って鏡で自分のお股を覗くつぼみ・・・最近の少女漫画はスゴイなぁと思いつつ、読み進めて行くといつの間にか物語にどっぷりと浸かっていました。

謎のおじさん(おにーさん?)不思議なシャーペン、つぼみの描いた絵、これらの伏線が一つになったとき、つぼみの家族の秘密が明かされるのですが、その過程が絶妙。謎解き漫画ではないのですが、思わず「上手い」と読んだ人に思わせてくれるはずです。

-女の子は、お父さんに似た人を好きになる。-
誰もが一度は耳にしたフレーズではないでしょうか。この言葉の素晴らしい解釈を、つぼみのお母さんがしてくれます。なるほどと思うと同時に、とても感動しました。お母さんの言葉、すごく良いです。

蛇足ですが、表紙カバーと表紙の絵が違うので一度はめくって見て下さい。
最終兵器彼女 (7) (ビッグコミックス)

最終兵器彼女 (7) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2001年12月)
Review
全巻読んだ感想は、シリアスなシーンを茶化すギャグが邪魔
そしてこの最終巻のラストで恋愛の情熱を全否定する表現がなされている。
アニメ版はギャグも入れずハッピーエンドで終わって感動と恍惚に浸れて最高に素晴らしかった。
それだけに原作のこの漫画には失望した。
正直に言って読まなければ良かったと思いました。
めぞん一刻 13 新装版 (13) (ビッグコミックス)

めぞん一刻 13 新装版 (13) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年09月28日)
Review
 この作品は、小学館が発行している『ビッ
グコミックスピリッツ』で連載された伝説の
ラブコメディーです。一刻館というアパート
を舞台に繰り広げられるドラマは、読者に感
動と笑いを与えてくれます。
 この第13巻では、三鷹瞬が最後の大反撃
をしてくる話が中心となっています。
 この作品のおすすめは、バイト先の先輩と
のやり取りです。見た目は怖いけど、結構世
話好きな性格なので面白いと思います。
キス/はぐ 2 (2) (フラワーコミックス)

キス/はぐ 2 (2) (フラワーコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2008年04月25日)
Review
純粋でおくてな女の子・雪乃と
イギリスからの留学生で、実業家として成功している龍の
あまめテイストの恋のお話。

今巻は、龍の部下たちからの「帰ってきて」コールに
不安を感じる雪乃のエピソードと、
龍のSPで家族のような男の子・トラがやってくるお話など。

雪乃の母親公認で、同居までしているのに
いまだにキスどまりの二人。
とはいえ龍の家族の話など、深い話が交わされて
二人の絆はちゃくちゃくと深まっている感じ。。。
なのに、中書きで、「一見穏やかな恋ですが
。。。さてさて?」とあり。
あらためて一巻の冒頭を思い出し、ちょこっと不安。

雪乃と龍がたまにかけているメガネが、
めちゃくちゃ似合ってる。
かっこかわいいです♪


眠れぬ真珠 1 (1) (フラワーコミックススペシャル)

眠れぬ真珠 1 (1) (フラワーコミックススペシャル)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年10月26日)
Review
吉田さんの絵は、石田さんの小説によく似合う。
女性週刊誌の連載ということで、展開が小説よりスピーディーで、読みやすい。
吉田さんのにしては大胆なシーンも多いけれど、彼女らしいテイストも満載で従来のファンでも楽しめました。
小説名探偵コナン特別編「工藤新一の復活~黒の組織との対決~」 (少年サンデーコミックススペシャル)

小説名探偵コナン特別編「工藤新一の復活~黒の組織との対決~」 (少年サンデーコミックススペシャル)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:2.0 発売日: (2007年11月16日)
Review
・・・文章の幼さは前作と同じですね。
というか、ドラマとトリックどころか犯人まで全然違う小説、あんまりないだろうなぁ。

シナリオとしては、ヒントがすごくわかりやすく書いてあって、微妙にハラハラしないです。
というか読む前から思ってたけど、ケーキにたまたま入ってた酒で体が戻るって何!?
だったら、コナンも哀ちゃんもどこのパーティーにも出られなくなっちゃうって。よく原作でも劇場版でもお出かけ&ご馳走になってるのに。
そして、哀ちゃんの性格違う!!原作とまるっきり別人間にしてません!?あんな無茶無謀無益なことしないよ!
それに蘭・・・蘭はそんなことしないでしょ、がてんこ盛りです。新一が見知らぬ人と密談してたら、バックに炎をメラメラ燃やして嫉妬して、笑顔で問い詰めるに決まってるのに。

・・・とまあ、原作ファンにはツッコミ所満載です。これ、谷さんの文章だったら面白かったかなぁ?
でこぼこフレンズシールブックあか―シールがいっぱい (まるごとシールブック)

でこぼこフレンズシールブックあか―シールがいっぱい (まるごとシールブック)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2002年12月)
Review
でこぼこフレンズ大好きな息子のために購入しました!
でこぼこフレンズの半数の仲間たちがこの一冊にまとまっています。
とにかくたくさんのシールに息子は大喜び!
普通のシールだけでなく、名前シールや立体シールなどもあるので幅広く利用できます。
また、さいごには、この一冊に載っている仲間のプロフィールもあるのでおもしろいですよ。

恋したがりのブルー 3 (3) (フラワーコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年09月26日)
Review
蒼ちゃんの行動を見ていると、「星の瞳のシルエット」が思い出されます。
自分よりも友達の恋を優先してしまう、損な役回り。
読み手は登場人物の気持ちがわかるだけに、はがゆい想いをしますが、当事者はどうすることも出来ないですよね。読みながら応援するのみです。
それにしても、海くんの行動が本心からなのか、それとも別の誰かのためなのかが気になります。
いつか4人が心から笑い合える関係になればいいと思います。
まだまだ切ない状況が続きそうな気配です。

LEGAの13 2 (2) (フラワーコミックス)

LEGAの13 2 (2) (フラワーコミックス)

/コミック
 発売日: (2008年07月10日)


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