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更新日:08-12-02 03H

 ここでの情報はAmazon より抽出しました。
PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス)

PLUTO 6―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年07月30日)
Review
まごう事なく名作です。
この「PLUTO」と云う作品をまだ読んだ事がない、と云う方は・・・幸せかも知れません。
なにせ月イチ連載ですから、まあぁぁぁジリジリします!

そんな幸せな方には、ある程度まとめて読む事をお勧めします。
ソレほどに次!次!早く次!と読みたくなる作品ですから。

早く〜次ぃ〜!
芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌]

芸術新潮 2008年 11月号 [雑誌]

/雑誌
 発売日: (2008年10月25日)
ブッダ全12巻漫画文庫

ブッダ全12巻漫画文庫

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2002年11月)
Review
手塚版“ブッダ”の内容の素晴らしさは他のレビュアーの方の書かれている通りですが、私は特にこの作品に手塚先生のドラマツルギーのすごい非凡さを見ることができると思います。  三十代半ばでまさに劇的な最後をとげたキリストに比べて、仏陀の生涯は本来ドラマにしにくいと思います。 第一巻のおしまいになっても主人公がまだ生まれてもいないという破格の構成は初めて読んだときぶっ飛んだものですが、この物語の最初の主人公はパーリアのタッタです。 

(ここから先はネタバレになるのでこの作品を未読の方はお止めください)少年時代のタッタは動物の心の中に入り込む能力を持ち、また他人のために自分の命を投げ出すことのできるという、言ってみれば生まれながらのリトル・ブッダです。 ところが家族と親友チャプラを殺されたことに対する恨みからその復讐に生涯をかけるようになります。 後にブッダの最初の弟子となり、修行時代のシッダルタにもかなり協力していたタッタが、物語の終盤で結局復讐のために命を落とすという皮肉は強烈です。 ブッダの“とらわれるな”という教えと正反対のことをしています。 しかもあろうことが、彼の向こう見ずな復讐のおかげでブッダの同胞のシャカ続は滅ぼされてしまうのです。 弱虫で結構自己中心的なシッダルタがブッダに成長していったのとは逆に、もともと豊かな仏性をそなえていたタッタが現世の醜さに毒されて、ついに殺戮の中に自らの命を失うというこの合わせ鏡のような構造は含蓄が深いと思います。  ブッダのような聖人はまず滅多にいませんが、我々のほとんどはタッタのような生き方をしているのではないでしょうか(いや別に人を殺すと言う意味ではありませんが)。 この人間の運命に対する鋭い洞察力が、えてして退屈なものになりやすい聖人伝に生き生きとしたリアリティを与えているのだと思います。
マンガの描き方―似顔絵から長編まで (知恵の森文庫)

マンガの描き方―似顔絵から長編まで (知恵の森文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1996年07月)
Review
マンガの神様が マンガを語り 分かりやすく解説してくれてる! それだけで歴史的価値観があるのではないでしょうか? 
いろいろなマンガ家さん達が この本で勉強してきたという事実もあります。
30年まえに読んで感動しましたが、もう一度 買おうと思っています。
PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)

PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2007年11月30日)
Review
Plutoといえば、地上最強のスパルタンなロボット。アトムといえば科学の子。
その漫画を愛する浦沢直樹ならではの心理ミステリー。
究極のロボットは感情をもつか、人間の心理を解析しつくして、目覚めさせる鍵が、ある特定の感情なのか。
イクサをするプログラムを組み込まれたイプシロンが、Monsterのあのキーマンにあてがわれているところもいい。
アトムの眠りをさますのが、どんな感情になるのか、楽しみに待ちましょう。
最後にある、あとがきも味のある考察を見せてくれる。
すばらしい名作。
あといくつ、楽しませてくれるのだろう。
MW(ムウ) (1) (小学館文庫)

MW(ムウ) (1) (小学館文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1995年02月)
Review
 主人公の結城は、毒ガスによって良心のない人間へと、悪魔へと変貌しました。
 では、良心がないとは、一体どういうことなのか――その答えは、「迷いがないこと」です。

 結城はなんの迷いも、ためらいもなく、男に抱かれ、女を抱き、人を騙し、殺めることを繰り返しました。そしてその結果、世界の存亡を左右する兵器まで手にします。それは、一体何を表しているのでしょうか?それを考えたとき、これが決して、ただのお話でないことに気付かされます。

 物語の最後は、決して終わらせることのできない、戦争というもの、良心を捨てた人々のしたたかさを、象徴しているようにも思えます。

 救いのない話ですが、だからこその重みを感じました。
火の鳥 (2) (角川文庫)

火の鳥 (2) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1992年12月)
Review
手塚先生の"LIFE WORK"と言われている代表作「火の鳥」。
1巻から13巻まである単行本は、一杯になった本棚のなかに
納まりやすく、私にとっては嬉しいサイズです。

「火の鳥」は、どの作品も大好きで、
全て紹介したいのが本音ですが、ここでは第2巻について書きます。

2巻は第1巻、「黎明編」(古代)よりも、ずっっと後(未来)の話。
人類存続の危機に、火の鳥によって重過ぎる使命を与えられた
男の物語です。

たった独りで全てを背負った若者は、残酷なほど孤独な時間を、
もがくように埋めようとします。

一瞬で滅びた世界。それでも尚、新たな生命の誕生を待つ男と、
それを見守る火の鳥。恐ろしく巨大な時が、読んでいる側にも
伝わってきます。

その使命を自分が任されたら?最後まで遂行しなければならない…
でも、"最後"っていつ???狂いたくても、狂えない。死にたくても
死ねない。考えただけでも恐い…。
と言うより、こんなことを考えられる手塚先生と、同じ時代に
存在出来たことに感謝。

火の鳥 (3) (角川文庫)

火の鳥 (3) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1992年12月)
Review
 ヤマト編はヤマト王朝の末っ子王子と熊襲の女との許されざる愛が目玉ですが、それもさる事ながら、強烈な印象を残したのが王子、ヤマトオグナの父・ソガ大王の滑稽なキャラクターですね。

 カッコいい肖像画を描かせようとしたり、ヤマトの国や自分をたたえる歴史書を編纂させようとしたり、自分の壮大な墓を罪のない人々を生贄にしてまで作らせようとしますが、正しい歴史を残そうとした熊襲のタケルを滅ぼしたオグナを「建設大臣」にした為に墓作りは挫折したまま亡くなってしまいました。その際訳の分からないうわ言を繰り返した挙句、「コロンブスの卵」の如く名言(?)「バカハシナナキャナオラナイ。」で締めたのがある意味圧巻でしたが、敗戦で価値観が逆転した時代を体験した、故手塚治虫氏だからこそ、地球という大きな星から見ればちっぽけなものに過ぎない権威や権力にすがるのがいかに馬鹿馬鹿しいかのテーマが表面的なギャグを交えながら、非常に説得力ある内容で描かれています。

 異形編は手塚先生が好き(?)輪廻転生がテーマですが、ちょっとしたミステリーものでさくっと読むには良い内容でしたね。
火の鳥 (4) (角川文庫)

火の鳥 (4) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1992年12月)
Review
生き物の生命の輪廻転生を肯定しているんですな。この本に描かれていたイメージは子供の頃から想像していたもので誰もこういうイメージを持っているのかなと思いました。読んでいくうちにストーリーの中へ引き込まれていくようです。やはりこれは名作なんでしょう。
火の鳥 (10) (角川文庫)

火の鳥 (10) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1992年12月)
Review
「野性時代」に連載(1986〜88年)された「火の鳥」最後のエピソード。


テーマは新しい宗教と古い宗教との衝突で「信仰というものは
人間がつくったもの」という手塚のクールな認識がその根底にあります。


大海人皇子と大友皇子との皇位継承争いである壬申の乱の原因として仏教と在来神信仰の
間の宗教対立を設定し、しかもその対立の構図が千三百年後の未来においても反復される、
というスケールの大きな構成が採られているのが本作の勘所。

いつの世も変わらない、宗教を政治利用しようとする権力者と、
それに翻弄され、犠牲にさせられる民衆の姿が描かれます。


手塚にはシッダールタの生涯を描いた『ブッダ』がある一方、本作のように
外来宗教としての仏教という負の側面を浮かび上がらせる作品もあるわけで、
改めて作家としての懐の深さ、発想の自由さを感じさせられます。
火の鳥 (5) (角川文庫)

火の鳥 (5) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1992年12月)
Review
レオナの生き様は「自分の未来は自分でつかまないといけない」ということを教えてくれる。そしてそのためには強靭な意志が必要だ、ということも。やる気がないとたとえ目の前にチャンスが転がってきても取り逃がすばっかりだ。逆に強い意志を持ち続けているとたとえ客観的に見て狭い道であったとしても、それを乗り越えて自分の夢を実現させることができる。レオナとチヒロの恋が成就したのも彼らが強烈な想いを胸に抱いていたからだ。
火の鳥 (13) (角川文庫)

火の鳥 (13) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1992年12月)
Review
 厳密にはエジプト編、ギリシャ編、ローマ編、黎明編[漫画少年版]を収録。
 手塚治虫氏の力作。古代エジプト、ギリシャ、ローマで、火の鳥の生き血を飲んだ二人の男女が翻弄され続ける様子を描いている。黎明編は漫画少年にて発表された当時の内容でボーナストラック的に扱われている。

 火の鳥の目から人間の歴史を断片的にのぞき、人間が生きるということの凄まじさが伝わってくる。人の純粋さ、邪悪さ、浅ましさ、弱さ、悲しさ、業の深さ、ありとあらゆるものを表現しているといっても決して過言ではなかろう。
火の鳥 (6) (角川文庫)

火の鳥 (6) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1992年12月)
Review
読み始め、読み終えたときの複雑感は火の鳥シリーズの中で
この望郷編が一番でした。

女性と男性で是非が分かれるんじゃないかな、と
鈍感な私はこの本だけでは間違った解釈をしてしまっていたかもしれません。
(劣性遺伝子で不幸な子ができるとわかっていていても子を産み続けた
主人公に対し、複雑な感覚があったのを覚えています。)

読後しばらくして、ヒントとなる番組がありました。
NHKの特別番組で生前の手塚氏が子供相手に話をする番組です。
その中で
「命をもっと長い目で考えて欲しい。
君が生きて死んだその後100年、200年、1000年と
もっともっと長い長い目で考えて欲しい。
命がなくなってしまえば全てはおしまいです。
何もかも全ておしまいなんです。」
と熱く語っていたのを覚えています。

「生き物に与えられた使命は命をつなぐこと」
絶望的な環境に置かれても生き物だったら使命を果たせ
なんとなく戦争、終戦を生きた世代独特の倫理観です。

それに比べて私の世代は「いいもの」というように
選別の世代という感じがします。
「いいもの」を選べばおのずと種類は狭くなる。
命に対しそれは危険だと思いました。
遺伝子売買は今は商売として成り立っているとしても
長く続けていれば結果は近親相姦そのものなんじゃないか。
今ある命の裾野を狭めてはいけないと考えるようになりました。

今、もう手塚治虫さんはいません。
残された私達が命を考えていくことしかできません。
一万年後の地球を今考えることはできますか?



火の鳥 (11) (角川文庫)

火の鳥 (11) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1992年12月)
Review
「野性時代」に連載(1986〜88年)された「火の鳥」最後のエピソード。


テーマは新しい宗教と古い宗教との衝突で「信仰というものは
人間がつくったもの」という手塚のクールな認識がその根底にあります。


大海人皇子と大友皇子との皇位継承争いである壬申の乱の原因として仏教と在来神信仰の
間の宗教対立を設定し、しかもその対立の構図が千三百年後の未来においても反復される、
というスケールの大きな構成が採られているのが本作の勘所。

いつの世も変わらない、宗教を政治利用しようとする権力者と、
それに翻弄され、犠牲にさせられる民衆の姿が描かれます。


手塚にはシッダールタの生涯を描いた『ブッダ』がある一方、本作のように
外来宗教としての仏教という負の側面を浮かび上がらせる作品もあるわけで、
改めて作家としての懐の深さ、発想の自由さを感じさせられます。
火の鳥 (12) (角川文庫)

火の鳥 (12) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1992年12月)
Review
「野性時代」に連載(1986〜88年)された「火の鳥」最後のエピソード。


テーマは新しい宗教と古い宗教との衝突で「信仰というものは
人間がつくったもの」という手塚のクールな認識がその根底にあります。


大海人皇子と大友皇子との皇位継承争いである壬申の乱の原因として仏教と在来神信仰の
間の宗教対立を設定し、しかもその対立の構図が千三百年後の未来においても反復される、
というスケールの大きな構成が採られているのが本作の勘所。

いつの世も変わらない、宗教を政治利用しようとする権力者と、
それに翻弄され、犠牲にさせられる民衆の姿が描かれます。


手塚にはシッダールタの生涯を描いた『ブッダ』がある一方、本作のように
外来宗教としての仏教という負の側面を浮かび上がらせる作品もあるわけで、
改めて作家としての懐の深さ、発想の自由さを感じさせられます。
MW(ムウ) (2) (小学館文庫)

MW(ムウ) (2) (小学館文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1995年02月)
Review
最初に思ったのはこの言葉です。読み終えた時、愛や正義をモチーフにした天才の手塚治虫がこんな作品を作り挙げたことにある意味での喜びや感動に胸が震えました。一つの計画を自らを犠牲にしてまで成功させる、警察までも欺く青年。このような作品は近年出され社会現象を生みましたが、その原型がこの作品のように感じます。
火の鳥 (1) (角川文庫)

火の鳥 (1) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1992年12月)
Review
今でこそ市民権を得た感のある「漫画」ですが、作品はもちろん「珠玉の出来」であるのですが、やはり僕は「医者」という職業よりもこの「漫画家」という世界を選らんだ職業の開拓者としての手塚治虫に敬意の念を抱かずにおられない。
火の鳥 (9) (角川文庫)

火の鳥 (9) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1992年12月)
Review
永遠の命をもった火の鳥と、人間達の物語。
誰でも読みやすく、面白い。
なおかつ、深く美しい。

この「火の鳥」シリーズは、漫画の一つの完成形なのかも知れない。
その完成度は、芸術にまで昇華している。

「日本が漫画先進国なのは、手塚治虫がいたからだ。」
という言葉を聞いたことがあるが、全くその通りだと思う。
この作品を読めば分かります。

この9巻は、私の好きな「宇宙、生命編」です。
人間の「業」が激しく描かれています。
是非。

火の鳥 (7) (角川文庫)

火の鳥 (7) (角川文庫)

/文庫
 発売日: (1992年12月)
ブラック・ジャック The Complete seventeen Volume set 全17巻(漫画文庫・化粧箱セット)

ブラック・ジャック The Complete seventeen Volume set 全17巻(漫画文庫・化粧箱セット)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2003年09月20日)
Review
自分が凡人なので、天才だからできることにあこがれてしまいます。
しかし、ブラックジャックを読むと、天才だからこそ抱える苦しみというものがあることが分かりました。
読んでいる最中は、気にとめていなかったのですが、いざレビューを書こうとしたら、思い当たったので、書かせていただきました。
いろいろな読み方ができる、楽しくて、悲しくて、面白くて、辛い物語だと思います。
火の鳥 (8) (角川文庫)

火の鳥 (8) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (1992年12月)
Review
私は「いっそ死んでしまおうか」とは、生まれてから今日まで一度も考えてことがないのですが、それでも「何のために生きているんだろう」「何てつまらない毎日なんだろう」と思う日が年に何度かあります。そんな時、手に取る本がこの『火の鳥』です。うまく説明できませんが、読んだ後「よし、明日から、こうしよう」という具体的な目標と行動策が生まれ、なんだか、生きていることに感謝してしまいます。そして、とてもしあわせな気持ちになれます。そう言う意味では手塚さんの作品ってどれを読んでも、読者に「心のエネルギー」を与えてきれるものばかりですよね。私は、『火の鳥』を3回買いました。最初は高校生の時。そして社会人になってから。そして、独立して沖縄に来てから。何時読んでも新鮮です。ところで、文庫本はとてもフキだしの台詞の級数が小さくて、老眼一歩手前の私には少々きつかったです。眼鏡が必要でした。
手塚治虫の旧約聖書物語 (1) (集英社文庫)

手塚治虫の旧約聖書物語 (1) (集英社文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1999年09月)
Review
手塚治虫の作品が大好きで、ほとんどの本は持っています。
その中で一番の期待はずれ・・・。「手塚治虫」の名前を冠することさえやめて欲しい。
絵のタッチも「アニメ版」をそのまま紙にして本にした感じで、手塚治虫の作品であるとは言い難い。ストーリーも唐突。
奇子 (下) (角川文庫)

奇子 (下) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1996年06月)
Review
しかし,読み終えた後の嵐の去った後のような荒涼たる感覚は秀抜だ。壮絶なラストは虐げられ抑圧された奇子の起こした反乱であり革命である。こんな人間達が身近にいたら本当に気が狂うだろう。奇子は本当に生まれなかった方がよかったのだろうか?あと,田舎は怖いというイメージでトラウマになりそうでした。
奇子 (上) (角川文庫)

奇子 (上) (角川文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1996年06月)
Review
アトムやリボンの騎士等のアニメ化された所謂「白」手塚作品と両極に位置する作品。

GHQ占領下の日本が舞台となり、下山事件、農地解放等の事件を題材として、その時生きた人の、政治思想、性モラル、道徳価値の変換を物語る。

傑作「アドルフに告ぐ」と同じく、続く戦後という時代の匂いを感じることができます。

観察可能な事実を元に推理小説を書いたのが松本清張、ノンフィクションを書いたのか吉村昭、漫画を描いたのが手塚治虫でしょうか。

作家にとっては結局「事実」が一番面白いネタ元なのかなあと思います。

おすすめです。

















PLUTO 4 ―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4)

PLUTO 4 ―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2006年12月26日)
Review
お茶の水博士が修理するロボット、あの手塚先生から名前をもらった工学者さんの開発した、犬型ロボットです。
究極のロボットがどこに行き着くのか。
浦沢ワールドでは、人間と同じ感情をもった、不完全な、そして予測のできない、人間の隣人となるようです。
名作漫画として完成していく事は確信しますが、展開は読めません。
次回が楽しみ。
天馬博士がなんとなく碇ゲンドウの雰囲気を漂わせているような。
時代の流れを感じさせてくれるPluto。
あとがきは西原式、んん、何というべか。
メトロポリスに行きつくのか。
手塚治虫の旧約聖書物語〈2〉十戒 (集英社文庫)

手塚治虫の旧約聖書物語〈2〉十戒 (集英社文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (1999年10月)
Review
同タイトルの(1)を、ご参照ください。同様です。
MW(ムウ) (2) (手塚治虫漫画全集 (302))

MW(ムウ) (2) (手塚治虫漫画全集 (302))

/コミック
 発売日: (1993年02月)
PLUTO (2) ビッグコミックス

PLUTO (2) ビッグコミックス

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2005年04月26日)
Review
自ら核兵器を所持しているにも拘わらず、新たに他の国が核兵器(大量破壊兵器)を持つことを禁止する...アメリカ合衆国とイラクの間で2003年に行われたイラク戦争をヒントに、ストーリーを展開している。
そして、2巻では新たな世界最高峰ロボット1対とウランが登場した。
PLUTO (1)

PLUTO (1)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2004年09月30日)
Review
ゲジヒトら人型ロボットも含め、この作品に登場する面々の8割強はくたびれたオヤジ達ですね、そんな浦沢氏の最も得意なフィールドで今作も十二分に辣腕が発揮されています。ゲジヒト、ヘラクレス、天馬博士・・渋すぎてたまりません。
さて1巻のストーリーの見所としては、やはり皆さんが多くあげてらっしゃる老音楽家ダンカンとノース2号の話でしょう。人の顔を持たないロボット達の悲しみ、苦悩、逡巡等、その心の機微を見事に描き出し我々読者にスムーズに伝達してしまう。そんな凄技をやってのける漫画家は浦沢氏以外にそうそういないでしょうね。
文句なしに希代の傑作です。
手塚治虫の旧約聖書物語〈3〉イエスの誕生 (集英社文庫)

手塚治虫の旧約聖書物語〈3〉イエスの誕生 (集英社文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (1999年11月)
Review
手塚治虫の作品が大好きで、ほとんどの本は持っています。
その中で一番の期待はずれ・・・。「手塚治虫」の名前を冠することさえやめて欲しい。
絵のタッチも「アニメ版」をそのまま紙にして本にした感じで、手塚治虫の作品であるとは言い難い。ストーリーも唐突。
MW(ムウ) (1) (手塚治虫漫画全集 (301))

MW(ムウ) (1) (手塚治虫漫画全集 (301))

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1993年01月)
Review
ムウという化学兵器によって脳をおかされた純粋な少年が、悪の権化となって幾多の殺人や悪行をためらうことなくやってのけ、ムウを手にいれるために手段を選ばず突き進むというあらすじ。主人公結城は基本的には悪そのものであり、他の話であれば少しは人間らしさを垣間見させるところを、そういった一瞬も手塚は許さない。(賀来神父への愛情については数少ない例外だが)悪とは一体存在するのか、それは一体どのようにあるのか、それはどうしてあるのか、そんな悪について考える契機を与えてくれる。悪というものそのものが主題のため簡単に主人公に移入できるわけでなく(現に主人公は内面をあまり語らない)心地よく読めるような漫画ではないが、そうであるがゆえにむしろ心の中に強く刻まれ、そして臨場味がある。まるで悪意で生み出された化学兵器など結局のところ悪を次々に生み出すだけといっているようである。そしていくつもの謎がちりばめられている。なぜ主人公結城はバイセクシャルなのか。そして結城がムウを求めていたのは本当に人類全体を死に至らせるためであったのか。すっきりとした読後感というよりも、むしろいろいろなわだかまりを残す、そんな漫画だと思う。
MW(ムウ) (3) (手塚治虫漫画全集 (303))

MW(ムウ) (3) (手塚治虫漫画全集 (303))

/コミック
 発売日: (1993年03月)
ジャングル大帝 (1) (手塚治虫漫画全集 (1))

ジャングル大帝 (1) (手塚治虫漫画全集 (1))

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1977年06月)
Review
超有名作品である。

レオは赤ちゃんの頃人間と過ごす時期があったが(密猟されかけたんだと思ったが)、ジャングルの危機を知り自分でアフリカに向かうのである。海を泳いでわたるようなシーンもあるかとんでもない体力である。最初はみんなと喧嘩ばかりのレオだが、徐々にその行動や性格で仲間を増やし、ジャングルの王となる。そこで問題になってくるのが人間との関係なのだ。ジャングルの動物達は人間の悪い部分しか知らないため人間は全員嫌い。しかしレオは人間と一緒にすごしていた時期があり、人間の中にもいい人と悪い人がいるのを知っている。それでまたもめたりもするが、レオはジャングルの王である、守るために人間と戦うのである。それでもレオは人間をも助けるのだ。それが最後のシーンである。一度人間と触れたことにより、人間もジャングルの仲間も大切なものだと知っていたのだろう。レオの深い意志はレオの息子に受け継がれるのである。

PLUTO 6 [別冊冊子付き豪華版]―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックススペシャル)

PLUTO 6 [別冊冊子付き豪華版]―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (6) (ビッグコミックススペシャル)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年07月18日)
Review
ストーリーの構成力もさることながら(尻すぼみにならないことを祈るが)、浦沢直樹の表現・演出の手腕を大いに感じることができる


話の内容は緊張感があり大きく動く話は先が気になる展開
真実も垣間見えてき、相変わらず飽きがこない
鉄腕アトム (13) (手塚治虫漫画全集 (233))

鉄腕アトム (13) (手塚治虫漫画全集 (233))

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2000年月)
Review
 鉄腕アトムの多くのエピソードの中でも『地上最大のロボット』は、当然のように「心」を持つと信じられてきたアトムでなく、善悪を知らない高性能ロボットがいかにそれを身につけ「人」として成長し、「人」として死にうるかを描いている。 
 つまり、アシモフが提唱した有名なロボット三原則のように単純な規則からも「心」は生まれうると。 

 まず、高性能ロボットがロボット三原則を運用する時に、併せて人間社会の善悪判断を学習していくというシステム設計は効率側面から至極当然であること。 そして、人間社会の善悪判断を学習をするためには周囲からの毀誉褒貶に敏感に反応する判断装置が必要であること。 この作品ではプルートーもアトムも繰り返し毀誉褒貶に晒され、それぞれに大きなショックを受けている。 ウランからワッペンをもらうプルートー、100万馬力を得て人間から「化けもの」と陰口を囁かれるアトム、ひとつひとつの場面が読む人間の「心」を鋭く突き刺し、その瞬間自分の内部で起こったと同じ現象がロボットの回路にも発生していることが痛いほど解る。 

 この主題は古くは石森章太郎『人造人間キカイダー』によって再び奏でられ、少女マンガの清水玲子『メタルと花嫁』、近年では神山健司『攻殻機動隊stand alone complex』等でも変奏されたが、ここまでシンプルに、単純規則から心の獲得までを追った物語はなかろう。 複雑系の研究が始まってすらいない時代に、ご都合主義でなく、丹念にこれを描きえたことは、思想として驚異的だ。 

ジャングル大帝 (2) (手塚治虫漫画全集 (2))

ジャングル大帝 (2) (手塚治虫漫画全集 (2))

/コミック
 発売日: (1977年07月)
ガラスの地球を救え―二十一世紀の君たちへ (知恵の森文庫)

ガラスの地球を救え―二十一世紀の君たちへ (知恵の森文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1996年09月)
Review
マンガに込められたメッセージを文字につづった一冊。
この本が書かれたのは、今から10年以上前のことだが、内容に全く遜色はない。
それどころか、テロや戦争の脅威にさらされている現代の方が、そのメッセージはより現実味を帯びて我々に迫ってくる。
医師の立場としては、既にこの時期から行きすぎたバイオテクノロジーへの警鐘を鳴らしており
そのテーマを「ネオ・ファウスト」に置いていたそうだ。
完成を見ることなく終わった作品に対する熱い思いを読むにつれ、その早過ぎた生涯が惜しまれる。

この本は、若い世代を対象に書かれたものだが
子供を持つ親や手塚のマンガを読んで心弾ませて成長した大人達にこそ、是非読んでもらいたいエッセイだ。

もし、今の大人達が手塚の言う「IFの発想」を持てたのなら
この世の中は全ての人々に取って、ずいぶん住みやすいものになるだろう。

Black Jack―The best 11 stories by Osamu Tezuka (17) (秋田文庫)

Black Jack―The best 11 stories by Osamu Tezuka (17) (秋田文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2003年08月)
Review
私が持っているのは旧版(昭和年代の古い本です)なんですが、レビューを書かせていただきます。

最近コミックなど履いて捨てるほど溢れていますが、やはり手塚さんの作品はそのコミック達の頂点に立つといっても過言ではないと思います。

一話一話読むごとに、そこには手塚さんからの何らかのメッセージが込められているようで。
これはどういうことなんだろう。命ってどういうことなんだろう、と考えさせられる作品です。

そして何度でも読み直したくなる。
まさに娯楽のためのコミックではなく、芸術作品です。


・・・まず何よりも、登場人物達が大好き☆三
すごく魅力的です!ピノコもブラックジャックのことを、いざという時に支えられる女の子だなー^^とも思えますし。
天才的な外科医であるブラックジャックも、時として死の前では無力なことを痛感したりもするし。
とても人間味溢れていて、ホントに大好きです!!

まんが・アトム博士の相対性理論

/単行本
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1988年11月)
Review
小学生のとき、病弱で寝ていた私に両親が買ってきてくれた本です。ワクワクしながら何度も何度も読んだことを憶えています。概念や言いたいことがとてもわかりやすいです。しかもマンガで読みやすいです。現代では、相対性理論はお堅い難解な理論の代名詞のように言われていて残念でなりません。「時間がゆっくり進む!」と聞いて興味が湧かない人はいないでしょう?
アドルフに告ぐ (1) (手塚治虫漫画全集 (372))

アドルフに告ぐ (1) (手塚治虫漫画全集 (372))

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1996年06月)
Review
第二次世界大戦当時の日本とドイツを舞台に、アドルフという名前をもつ3人の男がたどった運命を描く長編マンガです。

単行本化された時に読みましたが、読んでも内容が消化できませんでした。20年経ち再読してあらためて衝撃を受けました。古いどころか、今だからこそ読む価値があると思いました。政治、そして戦争の不条理が満載されています。後半に描かれた阪神神戸の空襲は実体験をもとにしていると思われます。連載中に病気でいくどか休載になったそうですが、命を削って書き残された作品かもしれないと思います。これを連載していた当時の週刊文春編集部もすごいです。

私は小学生の頃から、手塚漫画に育ててもらったようなものです。あらゆる生命が尊重される手塚ワールドの中で安心して生きてこられた気がします。手塚漫画を読んで明るい未来を信じて子ども時代を送れたのはなにより幸せでした。もっと長生きしていただきたかったと切に思います。


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