クリエイターさ行 / コミック・アニメ

更新日:08-08-28 12H

 ここでの情報はAmazon より抽出しました。
金田一少年の事件簿血溜之間殺人事件不動高校学園祭殺人事件 (少年マガジンコミックス)

金田一少年の事件簿血溜之間殺人事件不動高校学園祭殺人事件 (少年マガジンコミックス)

さとう ふみや
/コミック
定価 ¥ 440
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2008年08月12日)
Review
短編が2つ掲載されている訳ですが読みごたえありました。難易度的には同時発売の黒魔術より難しかったです。
金田一少年の事件簿黒魔術殺人事件 (少年マガジンコミックス)

金田一少年の事件簿黒魔術殺人事件 (少年マガジンコミックス)

さとう ふみや
/コミック
定価 ¥ 420
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2008年08月12日)
Review
前作の雪霊伝説殺人事件は微妙でしたが、個人的に今回はミステリーとしてのレベルが非常に高いと思いました。
ただ高遠が出てくるわりにトリックが地味な気がしました。嫌いじゃないけど高遠がらみだったらもっと派手なトリックが良かったかな。

秘密(トップ・シークレット) 5 (5) (ジェッツコミックス)

秘密(トップ・シークレット) 5 (5) (ジェッツコミックス)

/コミック
定価 ¥ 820
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2008年07月29日)
Review
タイトルどおり、今回も物語にぐいぐい引き込まれました。読んでいる間は、完全に「秘密」の世界の住人でした。

二人の殺人事件、そして薪・青木・三好のそれぞれの思いが交錯する、濃縮された一冊です。またも清水玲子先生には、してやられたとと思わされる綿密なストーリーで、読者を一秒だって脇見をさせません。

まだこのシリーズを読んでいない方は、是非一巻から読んで欲しいです。
個人的に薪さんと青木、そして三好の関係がどうなるのか、かなり気になるので、早急に続きがでることを願ってます!
少しでもいいから、青木には薪さんを思いやってあげて欲しいです…。

ソムリエール 7 (7) (ヤングジャンプコミックス)

松井 勝法
/コミック
定価 ¥ 540
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年08月19日)
Review
おやおや人の顔のアップだらけ、背景スカスカ。
どうしたのでしょう。
ストーリーも間延び。
6巻までの勢いはどこへ?
がんばれ!!
チェーザレ 5―破壊の創造者 (5) (KCデラックス)

チェーザレ 5―破壊の創造者 (5) (KCデラックス)

/コミック
定価 ¥ 780
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2008年07月23日)
Review
資料の読み込みが感じられる作品だ。国同士の関係の縮図が大学にある。国家のために学問をしているわけでもないのに。
それにしてもどうして人は争いたがるのだろうか?

MOON 2―昴ソリチュードスタンディング (2) (ビッグコミックス)

/コミック
定価 ¥ 540
 発売日: (2008年08月29日)
capeta(カペタ) 17 (17) (講談社コミックスデラックス)

capeta(カペタ) 17 (17) (講談社コミックスデラックス)

/コミック
定価 ¥ 560
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2008年07月17日)
Review
おまけ漫画のみ8月号から引っ張ってきて、本編は6月号まで・・・?
しかもおまけ漫画は掲載時から修正されてトーン処理ありのちょっと小奇麗にされた。もとはハンター×ハンターのやばい時レベル(←ちょっと言い過ぎ)
正直あのレース後にこんな話があったのか!と思いました。正直どうでもいいわ。本編あと1話分載せてくれたほうが良かった。

本編については冒頭から秦さん登場!!!
カペタめろめろ!秦さんめろめろ!!モナミ×源ラブラブ!!!?
今巻は色々と変化する様を描いているためレースシーンが少なくてちょっと残念
やっぱりカペタは走ってなんぼ!!!
まぁでも人間関係を描くことも必要なのかなと思いました。

ステッカーはイマイチ。
攻殻機動隊 (1)    KCデラックス

攻殻機動隊 (1) KCデラックス

/コミック
定価 ¥ 1,020
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1991年10月)
Review
攻殻機動隊の原作です。他の方が説明されている通り、漫画と辞典が合わさっている感じです。
難しいけど読むたびに新しい発見があるので、読み応えがあります。
これだけ本格的に、完成度高くSFを漫画にしたものは、他に類を見ないです。
非常に現実的に、そして細かく未来の世界を描いている。だからこそ生々しくも未来的な生活観を感じられるのでしょう。
そして凄いのは、時が経つほどに説得力が増してくるところ!これこそがSF作品の醍醐味です。
この醍醐味を実現することは容易ではありませんが、攻殻機動隊は近未来という難しい時代を舞台にしながらそれが出来ていて、どの漫画よりも具体的です。

攻殻機動隊の世界観は、未来に対する悲壮感が無いところが好きです。
いずれ起こるであろう社会問題を現実的に受け入れながら、ひょうひょうと生きていく。
過去の人からすれば未来の問題はものすごく異形で不安に感じますが、当の未来の人からすれば日常にある当然の出来事であり、恐らくすんなり受け入れながら生きているでしょう。
攻殻機動隊の世界はそれを体現しています。
そして9課、敵となる登場人物たちも善悪ではなく、ありのままの出来事を描いているところにも好感が持てます。

生命と機械の境界線はなにか。





無限の住人 23 (23) (アフタヌーンKC)

無限の住人 23 (23) (アフタヌーンKC)

/コミック
定価 ¥ 540
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年06月23日)
Review
最近、巷の沙村ファンの間では
「最近趣味に走り過ぎ」というような意見が多いようです。
しかしながら、「何を今さら」という感じがします。
 確かに最近の巻では、描写がより一層サディスティックな性趣向を前面に出してきたな。というのは否めない。
 しかし、最初から氏の若干、いや相当歪んだ趣向、フェチシズムこそ、氏の作品の源泉であったのではないかと思うのです。生体実験とか、作風の修正、精緻でしかも考えつくされた実験的構図なんかは、最早氏のフェチシズムそのものの昇華でしかない。ましてそのフェチシズムは露骨に表明されるのではなく、作品の複雑なプロットに取り込まれて昇華している。
「おひっこし」なんかの素晴らしく狂った世界観はまさにその最たるものだと思います。
 
 嫌悪感、大いに結構だと思います。少なくとも健全な人間にはこんないかれた作品は作れない・・・。
攻殻機動隊 (2)    KCデラックス

攻殻機動隊 (2) KCデラックス

/コミック
定価 ¥ 1,575
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2001年06月28日)
Review
「攻殻機動隊2」とタイトルには書かれているが内容とは全くリンクしておらず、普通に「攻殻機動隊〜外伝〜」とか「クロマ」にして欲しかった。

作者もカバーの部分で謝罪を入れていたが、今作では公安9課の活躍は皆無で 素子がクロマと名前を変えてから(攻殻機動隊1.5参照)のストーリーだ。
特に今作は今後の「攻殻機動隊」の繋ぎとなるであろう構成になっているので謎が残されたままになる部分もあり読者によって好き嫌いが分かれると思われる。それでも一つの話としてまとめ上げられているので理解さえ出来れば十分に楽しむことが出来る(個人的には1より2の方が楽しめた)。「攻機」のファンなら持っておいて損のない作品であることは間違いない。
頭文字D 37 (37) (ヤングマガジンコミックス)

頭文字D 37 (37) (ヤングマガジンコミックス)

/コミック
定価 ¥ 550
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2008年04月28日)
Review
 86を買って10年、インプレッサを買って5年ほどの現役の走り屋です。
最近になって全巻そろえてみました。実際、86に乗っている自分から言わせてみれば、初期の頃のほうが現実離れしていてほとんど実際の運転に役にたちませんでしたが、プロDになってからはなかなか勉強になります。たとえば、公道とサーキットの違いです。自分は、若いころは埼玉県の山中を夜な夜な走ってしましたが、あまりにもリスクが高く、社会にでてからはサーキットしか走ってません。話の中にもありますが、峠なんか走るよりサーキットのほうが安全で早く上達できますが、そのテクニックで峠も走れるのかといわれると、自信はありません。
だから、プロDの峠に特化したテクニックでプロに勝ち続けるのには納得できます。また、ドラテクについても、ゴッドハンドのタイヤの使い方、Gの配分などはかなり勉強になりました。
普通のドラテクの本には載っていないプロとアマ、峠とサーキットの違い、ドラテクなどが満載でかなり面白いです。作者も結構勉強しているのだと感心させられます。

 今後の展開はかなり心配ですが、いまでも走り屋マンガの金字塔だと思います。

秘密(トップ・シークレット) 4 (4) (ジェッツコミックス)

秘密(トップ・シークレット) 4 (4) (ジェッツコミックス)

/コミック
定価 ¥ 770
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2008年01月29日)
Review
前から気になっていたものの、一冊が高いので手を出さなかったのですが
今回アニメ化になると知り、アニメを見つつ漫画も集めることにしました。

巻を重ねるごとに、話の深さが出てきて面白くなっています。
この4巻と3巻は特に犯罪の物悲しさが出ていて、胸に来るものが
ありました。おすすめです。

また4巻は、青木が新登場の監察医・雪子さんへの恋愛、そして
薪さんの苦悩と秘密が少しだけ垣間見れ、より面白くなっています。

薪さんが好きなので、今回苦悩している姿や切ない顔をするのを
見ると胸が痛みます。ぜひ、幸せになってほしい。
そう思うと、青木の恋は叶わなくてもいいかな〜・・などと願ってしまいます(笑)

(薪さんの私生活について、みなさん書かれてますが、多分日ごろの孤独感を
癒すには必要・・なのかもしれないと私は思いました)
生徒諸君! 教師編 15 (15) (Be・Loveコミックス)

生徒諸君! 教師編 15 (15) (Be・Loveコミックス)

/コミック
定価 ¥ 420
 発売日: (2008年07月11日)
金田一少年の事件簿雪霊伝説殺人事件 下  (少年マガジンコミックス)

金田一少年の事件簿雪霊伝説殺人事件 下 (少年マガジンコミックス)

さとう ふみや
/コミック
定価 ¥ 420
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (2007年07月17日)
Review
2004年から年一回のペースで、2〜3ヶ月の短期集中連載という形で発表されている「金田一少年」シリーズの最新作『雪霊伝説殺人事件』の解答編です。
密室内にいきなり現れ、そして消えた死体の謎と、犯人が持つ「鉄壁のアリバイ」の謎を解き明かす事が大きな焦点となる訳ですが、はっきり言って「死体移動」の方は机上の空論にすら至っていない程無理のあるトリックとなっています。
この作品が少年マンガ誌に掲載されているエンターテイメント色の強い作品で、厳格なリアリティや理論武装が求められる類の作品では無い事は重々承知していますが、「本格ミステリー」を名乗る以上、もう少ししっかりしたトリックが必要だと思いますね。
一方の「アリバイトリック」の方は、成立させる前提条件が厳しいものの、「金田一」らしいけれんみあふれる派手なトリックになっており結構楽しめました。
ラストの絞め方も綺麗にまとまっているだけに、「死体移動トリック」が低レベルだったのが余計に悔やまれますね。そこさえまともなら「金田一シリーズ」の傑作に挙げられそうな内容だけに残念です。まぁお約束のお色気シーンが皆無ではなかったのは救いと言えましょうか(笑)。
今巻巻末にははじめに恋するアイドル歌手・速水玲香が登場する短編『速水玲香と招かれざる客』が収録されています。彼女は下巻のカバーに登場しており、どんな形で『雪霊伝説』に絡んでくるのかと期待していたのですが、実はこういった形での登場なワケですね。まぁコメディタッチの短編とは言え、久々に彼女をメインに据えたストーリーが読めるというのは、昔からのファンには嬉しい所です。
ちなみに、ストーリー展開が『金田一シリーズ』では珍しいパターンなのですが、同じ制作者による『探偵学園Q』の方では何度か使用されていたパターンになっています。故に双方読んでいるファンには「どこかで見た展開」となってしまうのがやや残念ですね。
金田一少年の事件簿雪霊伝説殺人事件 上 (1) (少年マガジンコミックス)

金田一少年の事件簿雪霊伝説殺人事件 上 (1) (少年マガジンコミックス)

さとう ふみや
/コミック
定価 ¥ 440
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2007年07月17日)
Review
2000年末の週刊連載終了後、2004年から大体年1回づつ、2〜3ヶ月程度の短期集中連載という形式で発表され続けている「金田一少年」シリーズ。この形式になってからの第4作目、初めて冬を舞台にした物語です。
冬のミステリーとしては非常に定番の「吹雪に閉ざされた山荘」を舞台に、覆面男、双子、いわくありげなカップルというやはり極めて定番の人物配置、密室トリック、アリバイトリック、伝承、過去の因縁等を絡めて展開するストーリー等、非常に「金田一」らしい一編となっています。マンネリといってしまえばそれまでですが、長く読み続けているファンにとっては、安定したいつもの展開の方が安心して楽しめる部分もあり、マンネリが決して悪いと言う訳ではありません。同じようなシチュエーションの中で、どんな新ネタを絡めているのか?そんな所を楽しみしてに一読してみました。
今巻は上下巻の上巻に当たり、出題編に該当する内容です。閉ざされた山荘で発生する連続殺人、密室内に忽然と現れそして消える死体、過去に起きた遭難事件、伝説の雪霊との関係といったパズルのピースが次々に披露されている訳ですが、このあたりの魅せ方は流石に手馴れたものだと思います。
ただ「金田一」シリーズのもう一つのお約束、お色気シーンが今編には皆無なのがかなり残念ですね。それなりに女性キャラもいるのだから「いつものサービス」にも期待していたのですけどね。
山荘に到着した時点からかなりあからさまに張られていた伏線が、「誤爆」という形で表に出てくるというストーリー構成は、今までのシリーズにはあまり無かったもので結構目新しいのですが、ミスリードさせるには少々露骨に見せ過ぎていた感もありますね。まぁ読者に積極的に手がかりを提示する事を旨とする、このシリーズならではの味わいだとも言えますが…。
解答編の下巻が同時発売というのは、テンションが落ちずにすむので嬉しいですね。
新ブラックジャックによろしく 4 (4) (ビッグコミックススペシャル)

新ブラックジャックによろしく 4 (4) (ビッグコミックススペシャル)

/コミック
定価 ¥ 580
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (2008年05月30日)
Review
ついに赤城に臓器移植を決意させた斉藤、赤城は仕事を辞め移植に動き出す。臓器提供前の斉藤への検診で伊勢谷先生が再登場、数回あった以前御世話になった先生(オーベン)登場と同じく、暗い話の中でホンワカする数少ない瞬間(笑)移植の担当近藤は手術の為上と掛け合うがその中で近藤の過去と真意に気づき始める斉藤。斉藤の名誉のために利用されると知りつつも臓器移植を完遂する為に手術をするのか?当初は人工透析商売のために臓器移植に消極的な国を批判するヒーロー的な近藤だったが、その本質は一度窓際に追い詰められつつも再び表舞台に立つことを狙う医師だった。しかし第三者からの臓器提供への扉を開く事は多くの人の希望か?手術前の検討会の中で話を聞かれる斉藤は赤城への思いを整理する中で「善意は欲」との発言、深い(笑)皆川は自分を追い込むことで感情に変化が、そのことで赤城との関係も変化が訪れる。一方もうひとつの移植の道、脳死者からの提供の話も近藤の過去から展開し、皆川の前に脳死者が現れることで話はつづく。
第三者からの臓器提供の可能性。脳死者からの臓器提供の昔と今、術式が理解・了承・メジャー化するまでの変遷もまじえながら相変わらず医療の世界が描かれる。知識本としては内容が薄く、コミックとしては話が強引、バランスの難しいところですが他に例のない作品なので私は好きです。暗いんですが(笑)
ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS)

ブラッドハーレーの馬車 (Fx COMICS) (Fx COMICS)

/コミック
定価 ¥ 700
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2007年12月18日)
Review
「無限の住人」や「おひっこし」がある程度の節度の守られた作品に対して、
本作は、作者が特に読者受けも狙わずに自分をさらけ出して描いた作品なのだと思う。
「俺、描こうと思えばこんなのも描けちゃうんだぜ?」的なものであって、
「人でなしの恋」等を見て、作者のサディスティックな面を知っている人は
ただ、少女達の不幸を描きたくて描いただけなんだろうなぁと感じた人も多いのではないか。
幸せになるはずだった少女達が一転して不幸のどん底に叩き落とされる話です。
ひたすらそれが続くのみで読後には後味の悪さ以外に何も残りません。人にすすめる物でもないと思う。
二作目、三作目が出たら読みたいと思うのか?実写化されたら目を背けられずに観れるのか?
眼球がくり抜かれて床に転がっている描写、乳首が噛みちぎられて無くなっている描写、
殴られて歯抜け状態になっている描写、成人漫画でもここまで描写している人は一握りです。
人間の残虐面を追及した漫画ではあるが、このようなシーンというのは、
ある程度の節度の保たれている作品に組み込まれてこそ味が出ると思う。
だから「無限の住人」の陵辱シーンみたいなのは評価するし、
短編的な物を描くのであれば「おひっこし」みたいなのを読みたいと思う。
だからもうお腹一杯。この時世にこのような作品を描いたことは評価するが二作目は要りません。
ゴルゴ13 149 (149) (SPコミックス)

ゴルゴ13 149 (149) (SPコミックス)

/コミック
定価 ¥ 550
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (2008年07月)
Review
「なぜM−16なんだ?」

ロシアの突撃銃・AK−100の開発者は
ゴルゴ13が自分の銃を使ってくれない事に
不満を感じていた。

「AK−100でゴルゴ13を倒すことはM−16に勝ったも同じ!」
ロシアの将軍が軍隊を動員して彼を極地に追い込む

ゴルゴ13がM−16にこだわる理由がここにある
毎日かあさん カニ母編

毎日かあさん カニ母編

/単行本
定価 ¥ 880
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2004年03月)
Review
著者以上に無頼(イケイケどんどん)派な女性を、私は知りません。
どんな母さんになったかと思ったら、こんな母さんに…。
いや、ちゃんとしっかり【毎日かあさん】なんだけど、
他愛もない日常の出来事も、サイバラに手にかかるとこうなるんだな。
ダンナさんも、ムスコくんも、ムスメちゃんも各分野で【イケどん】だし…。
サイバラが増殖してるみたいで、何だかとっても楽しい♪

笑わせて笑わせて、ときにほろりとさせる。
やっぱりサイバラは天才だあ〜〜〜



秘密(トップ・シークレット) 3 (3) (ジェッツコミックス)

秘密(トップ・シークレット) 3 (3) (ジェッツコミックス)

/コミック
定価 ¥ 770
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2007年02月28日)
Review
死後、脳みそをスキャンして、事件を解決するというと、

見もふたもないのですが(笑

死人にくちなしというけど、死人の見た映像だけ再現できるという設定です。

絵も綺麗だし、ストーリーも、なかなか凝ってます。

定価で読んでも損はないコミックでした。

そこはかとない、無常観と残虐が漂っていて、なんともいえない雰囲気ですよ。
チェーザレ 4―破壊の創造者 (4) (KCデラックス)

チェーザレ 4―破壊の創造者 (4) (KCデラックス)

/コミック
定価 ¥ 780
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2007年11月22日)
Review
様々な意味でそのミステリアスな関係が
物議を醸してきた妹、ルクレツィアの登場。

兄が妹に恋慕したとか、犯したとか、
相思相愛の近親相姦だったとか、プラトニックだとか、
本当にいろいろな憶測は現代においても絶えないが、
カラー扉絵の二人の肖像はたいへん官能的です。

それからつづく話のながれからみて、どうやら
総領版ではルクレツィアの“思慕”がキーになりそうな予感だ。

にしてもラストはたいへん気になる終わり方。
早く次巻がよみたい!
銀魂 (1)

銀魂 (1)

/コミック
定価 ¥ 410
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2004年04月02日)
Review
この面白さを理解できる層はジャンプ読者層とは明らかに違うと思うし、実際、作り手側もそんなこと百も承知らしい。ということは実はそうではないということなのか?ある意味ジャンプの良心?いやそれは言い過ぎか?むしろ読み手の側、日本の漫画文化そのものの懐がそれだけ広く深いということなのか?いやいやそれは買いかぶりすぎ、か?おまえは黙ってナルトでも読んで熱くなってろってか?とらぶるでも読んで股間を熱くしてろってか?

そんなことをいろいろ考えてると、作者に「ハゲるぞ」って言われそうな漫画。
大好き。
毎日かあさん4 出戻り編

毎日かあさん4 出戻り編

/単行本
定価 ¥ 880
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年07月20日)
Review
何年も前ですが、TVでサイバラさんの特集をやっていた時、
(作品で)笑わすのと泣かすのどっちが難しいですか、みたいな質問をされて、
「(どっちも)同じことじゃん。感情の極みでしょ」と答えてたのを思い出しました。
『出戻り編』は、まさにその両極を体験させてもらいました。
笑わすだけ笑わせられて、最後思いっ切り泣かされた…。

鴨ちゃんとサイバラさん、そしてお子達は、やっぱり凄い絆で結ばれているんだなぁ。
たぶん作品として描かれていない部分では、いろいろあったと思うんです。なにかと、パない御夫婦でしたから。
でも、やっぱり最後に残るのは、愛情というエキスだけ。
それもサイバラというフィルターを通すと、このように綺麗に精製される。
サイバラ、天才!
秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234))

秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234))

/コミック
定価 ¥ 710
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2001年12月)
Review
人間には感情が存在する。

社会という組織は、傲慢な論理を楯に時にその素朴な感情を無視し

汚れた異物を注入する。

それが万民を守るためであれ、人はプライバシーに踏み込んだ瞬間に何らかの罪人と化す。

作品の内容は何かの教本かのように、大変生々しく、何か強い思念を発起させる

ものでした。

人間はどうあがいてもその人それぞれの罪と罰を背負います。

自分が罪を犯す、もしくは犯しそうになった時に想像力を働かせ防ぐような姿勢

を身につけることの最重要性というのが作者の真のメッセージに感じました。

名作だと思います。

D・N・ANGEL 第12巻 (あすかコミックス)

D・N・ANGEL 第12巻 (あすかコミックス)

/コミック
定価 ¥ 420
おすすめ度: おすすめ度:3.0 発売日: (2008年06月17日)
Review
◆恋愛遺伝子によって大怪盗ダークに変身してしまう、ごく普通の中学生・丹羽大助。
丹羽家の宿敵・氷狩であり、ライバルでもあった日渡怜と誘拐されたクラスメイトの原田梨紗を取り戻すため、手を組んだ大助。
二人は梨紗が囚われている塔へとのり込んだ。日渡は少しずつ大助に気持ちを話し始める。
そして、衝撃の事実が―!!


今回は日渡と大助、梨紗とアージェンタイン、そして冴原と冴原(父)のやりとりが気になる所ですかね。(笑)
日渡の態度はいっつもわかりにくいですね。
友達と思っていてもビクついてしまう大助に共感です。
そして、そんな大助が可愛いです。アージェンタインも梨紗によって知らなかった感情を知ったりとなんだかおもしろい展開になっちゃってます。
そして、冴原(父)。あんな真剣な表情見たことない!!
丹羽家に負けず劣らずの面白い親子関係に(笑)デス☆

☆今回マジに梨紅の出番なしです。
本当にちょろっとしか出てきません。しかも大助と二人っきりでもねぇ。(あれは確実に違う)
きゅん的要素を日渡ONLYに今回使いすぎだし、展開も全然進まないし、長い間待っていた私的にはかなり物足りなさを感じました。
なので星3つとなりました。
いけちゃんとぼく

いけちゃんとぼく

/単行本
定価 ¥ 1,155
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2006年09月01日)
Review

西原さんの絵は時として我々の原体験を色彩と空間で当時のまま抽出してくれると思う。
そして哲学(愛智学)が海、森、里といった自然の中に共生、共死する人間を埋め込んでいく。
人それぞれの「いけちゃん」が居ても良いのだろう。僕の「いけちゃん」でも貴女の「いけちゃん」でも。
大人になりたくない、そしてずっと「いけちゃん」と居たいと思う自分と、知らず知らずに大人になって「いけちゃん」を忘れていく自分をモドカシクそして切なく感じる。
そして涙が溢れる。


できるかなクアトロ 西原理恵子 扶桑社 を読んだ時の感想を書いておきます。


西原さんは、本質をしっかり見ながら、人生を歩いているんだなと思える作品。インドの差別社会におけるヒジュラとの対話。美大に入るまでの葛藤、子供時代の想い出。高須クリニック院長との珍道中等々。
笑いの中に哲学があるなどと簡単に言ってはいけないのだが、西原さんの懐の深さと愛情がある種の思想に繋がるようでもある。
最後の「いけちゃんとぼくのあとがき」が特に印象的 そして絵も。

むかし
好きだった
人たちの
子供のころに
あいに行きたく
ないですか。
ねえ
なにしてるの?
って
ほっぺを
つまみに。
きっとね
アリの巣掘りか
なんかして
返事もろくに
してくれない
だろうけど。
そんなことを
時々思ったり
していたら
わたしの ところに
男の子が
ひとり
やってきて
ねえ何してるのって
聞くとやっぱり
ざりがに釣りか
なんかして
返事もしてくれない。
さいしょは
私の子供だって
思ってたけど
どうもちがう
気がしてきて
ああ 私はいま
好きだった人たちの
子供のころを
のぞいているんだって
気がついた。
ねえ
何してるの?
どこへ行くの?
男の子って
走るのがはやいね。
わたし
あなたのこと
好きだったの。
金田一少年の事件簿―獄門塾殺人事件 (下) (講談社コミックス―SHONEN MAGAZINE COMICS (3756巻))

金田一少年の事件簿―獄門塾殺人事件 (下) (講談社コミックス―SHONEN MAGAZINE COMICS (3756巻))

/コミック
定価 ¥ 420 → 売価 ¥ 95(77% off)
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2006年11月17日)
Review
私個人的にはとても楽しめた一編でした
以前も使われた手法としての「倒叙もの」と「犯人が多数いる」というスタイルを上手く融合発展させた形だなと思いました。

金田一少年といえば毎回毎回登場する怪人ですが今回は名前しか出てこなかったのでちょっとその点で物足りないなぁと思いましたが、高遠が毎度毎度のように変装している時点で怪しさ爆発なわけですから、まぁ、問題はないかなと。
ストーリーとしてもとてもよく、天樹氏もさとう氏も熟練の粋に入ったのか魅せ方がとても上手いなと思いました

トリックとしては確かに以前の金田一少年シリーズから見ると難度は落ちているかもしれませんが、解けないクイズ本を見ているとだんだんイヤになってくるという心理と同じように、難しいものばかり作っていてはコアな読者しかつかないという作者陣と編集部の英断だと思います。
難しいものを解きたければそういったガチガチの本格を読めばよいのであって、金田一少年シリーズはあくまで少年漫画の一つだということを忘れてはならないという作者の方々の声だったのでは

ゴルゴ13 119 (119) (SPコミックス)

/コミック
定価 ¥ 500
 発売日: (2008年08月29日)
金田一少年の事件簿―獄門塾殺人事件 (上) (講談社コミックス―SHONEN MAGAZINE COMICS (3755巻))

金田一少年の事件簿―獄門塾殺人事件 (上) (講談社コミックス―SHONEN MAGAZINE COMICS (3755巻))

/コミック
定価 ¥ 420 → 売価 ¥ 90(78% off)
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2006年11月17日)
Review
さすが上下巻なだけあって、構成のこだわりぶりも内容も濃く、金田一少年シリーズでも難易度AAA級ではないでしょうか?
読むにあたっては休日を丸1日じっくり使うことをおすすめします。上巻を最低5回読み直してから下巻に進みましょう。
金田一少年シリーズ初心者はまずこれまでのシリーズを読み終えてから挑んでください。
秘密―トップ・シークレット (2)    Jets comics

秘密―トップ・シークレット (2) Jets comics

/コミック
定価 ¥ 740
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2003年05月29日)
Review
清水玲子さんの作品は、中身を全く知らなくても発売と同時に即買いしてます。
そうやって買ってきて、今までハズレだと思った事が一度もありませんでした。
勿論、このシリーズも期待以上の作品でした。

殺人事件をきっかけに、被害者の脳が語る無念、加害者の脳が語る狂気、
そしてそれを暴いていくために苦悩する第9のメンバー達の想い。
それらが全て見事に書き出されていて、読んでいるこちらまでもが苦悩しそうです。

現実にも沢山のいたたまれない事件が起きている昨今ですが、
被害者、加害者、遺族、それに関わる人達の本当の秘密を知り得ることはありません。
TVで日々流される事件の概要を見ていると「本当は…?」と思うことが
このシリーズを読んでから多くなりました。

チェーザレ 2―破壊の創造者 (2) (KCデラックス)

チェーザレ 2―破壊の創造者 (2) (KCデラックス)

/コミック
定価 ¥ 780
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2006年10月23日)
Review
レオナルド・ダ・ヴィンチとのやりとりが愉快な巻。

チェーザレの政治家としての権謀ぶりにエンジンが
かかりだす。
朋友ミゲル(ドン・ミケロット)のエピソードに
“ある種のルネサンス”らしさを、
敵でもあるピサ大司教との妖しい一面、
ラストシーン=サヴォナローラへの痛烈な一言が
“一方で暗黒的”な時代イメージを醸し出していてユニークでもあった。

毎日かあさん2 お入学編

毎日かあさん2 お入学編

/単行本
定価 ¥ 880
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2005年03月26日)
Review
 毎日新聞連載のまんが「毎日かあさん」の単行本第二弾。
 それにしてもうまい。西原理恵子は本当にうまい。

 表紙の絵から見て取れるように、その作画はおせじにもうまいとはいえません。目玉なんか黒点ですし、西原かあさんは真っ赤になって怒っているか、酒に飲んだくれているかで、荒っぽい画風この上ありません。
 しかしそれでも西原理恵子は本当にうまい。

 7歳の息子がとんでもないバカっぷりを発揮して毎日かあさんは振り回され、3歳の娘はすでに「女」として嘘泣きや大人の泣き所を巧みにつくすべに長けています。そんなひとつひとつのエピソードをわずかなページできっちりまとめて見せて、おなかの皮がよじれるほど大笑いさせてくれます。
 そんなところが西原理恵子は本当にうまい。

 そうした幼子二人に振り回される毎日であるにもかかわらず西原かあさんは、「人生は女のほうが絶対たのしい」と断言してみせます。しかも「こんな苦労が男にできるかバカヤロウ」と啖呵を切りながら。
 自分をふりまわす子供たちに怒り心頭に発しているはずなのに、その彼女の胸の内にこの上ない母の愛が確かにあることを伺わせるのです。
 こんなところも西原理恵子は本当にうまい。

 そして、本書の終盤で西原かあさんは取材で出会った多くのアジアの子供たちの思い出をあまりにも唐突な形で綴って見せます。著しい貧しさの中で、その痛ましいまでの人生を、懸命に、あるいは静かに受け入れながら、たくましく生きる物乞いや物売りの幼い子供たち。それまでのブラックな笑いに満ちた物語群から激しく転調したこの突然の挿話に、言葉を失います。
 こうした落差の大きな構成を立て、読者の胸ぐらをつかんで激しく揺さぶる西原理恵子は本当にうまい。

 さらなる続編「毎日かあさん3 背脂編」もぜひ読みたいと思わせる一冊です。
MOON 1―昴ソリチュードスタンディング (1) (ビッグコミックス)

MOON 1―昴ソリチュードスタンディング (1) (ビッグコミックス)

/コミック
定価 ¥ 550
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2008年02月)
Review
スバル。どんどん迫り来る不幸に追い詰められて、打ちひしがれて、
不幸と戦ったり、逃げ出したりしながら、それでも自分の居場所を探す。
最初の白鳥の湖のスバルの解釈が全てを物語っているように思います。
「ひとしきり抵抗したあと、運命を受け入れて生きていく。」

ただ、今は開き直りに近い状態。まだまだ全開じゃない。
彼女の悪いところはスロースターターだということ。
異質に妖しく光るスイッチが入るのは、本当に追い詰められて
自分の何かを削りとって私にはバレエしかないと覚悟を決めたとき。

後半やっとスイッチが入り異質な空気が劇場に広がり始めた。
バレエの本場に乗り込んだ異人が、才能で全てを凌駕する!
やはりスバルは、望まれていない環境で苦しみながら自分を表現する様がよく似合う!

それにしても、あの終わり方は読者にとって惨い!
あそこで次に持ち越すとなると、2巻は圧倒的な説得力で観客を侵食すると
期待していいのよね!

スバルのゾーンに触れたニコは、いったい何を視たのか!!
パ・ド・ドゥでスバルは何を表現するのか!!
待ちきれない・・・
チェーザレ 3―破壊の創造者 (3) (KCデラックス)

チェーザレ 3―破壊の創造者 (3) (KCデラックス)

/コミック
定価 ¥ 780
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年04月23日)
Review
フランス学生アンリ、チェーザレ含め“悪ガキ”たちの喧嘩シーンは圧巻(笑。
でありつつも、当時の世界情勢を巧みに読者へ報せており惣領氏の
プロフェッショナルさが伺える。

また、ここにきて注目させられるのは、
フィレンチェ、フランス、スペイン
各学生の「服装」がそれぞれの民族性を
重んじて描かれていること。

個人的には、スペイン団の衣装が洗練されているように思える。
フィレンチェやフランスなどは、牧歌的で田舎チックな印象がぬぐえない格好。。
(でもトレンドはフィレンチェが一番だったんだよなーー。
この辺は作者の公式HPで解説がなされてますね)

登場人物各々のキャラ印象を意識付ける効果を狙って
描き分けているのであろうと考える。
なかなかに深い伏線が張られた演出であると思うのは私だけ?

チェーザレの前にでるジョヴァンニ、
アンジェロの前にくるジョヴァンニ、
両者に対峙する際のジョヴァンニの表情が決定的に違う。
(チェーザレの前だととたんに愛らしくなる。。。)
これもチェーザレとジョヴァンニ、アンジェロの力関係や
性格の差を密にかきわけている、と深読みしてしまう。

チェーザレ 1―破壊の創造者 (1) (KCデラックス)

チェーザレ 1―破壊の創造者 (1) (KCデラックス)

/コミック
定価 ¥ 780
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2006年10月23日)
Review
新たなチェーザレ本が登場!
いままでセンセーショナルな姿ばかりが
表立っていた彼の人間像が、斬新かつ丁寧で
ある種の愛情をもった眼差しから構築されており、
“21世紀のチェーザレ・ボルジア伝決定版”と
いっても言い過ぎではないでしょう。

帯をはずすと漫画本と見受けられない
ブックデザインの凝り方から、束の厚さ、
内容はすでにレビュアーの皆様が書かれているとおりすばらしく、
裏表紙にいたる紙質の細部にいたるまで
画期的な漫画書籍ではないかとおもえるほど。

本国イタリアでも翻訳されているようで、
国内外問わずさまざまな場所で話題になってほしいです。

サブタイトルにある「破壊の創造」。
まさにこの作品そのものをも
内包している感がしてなりません。
ゴルゴ13 118 (118) (SPコミックス)

ゴルゴ13 118 (118) (SPコミックス)

/コミック
定価 ¥ 500
 発売日: (2008年07月)
毎日かあさん3 背脂編

毎日かあさん3 背脂編

/単行本
定価 ¥ 880
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2006年04月27日)
Review
1・2巻に続き、本書も正しく西原理恵子でなければ書けない子育てまんがである。無責任にまんがとして読むならば、この「希有に子どもらしい」子どもたちの言動を楽しみ、何より親である作者のリアクションを楽しむことができるという点で、本書は1・2巻に優るとはいえないものの、決して劣るものではない。大新聞掲載ということで表現の自粛があることはやむを得ないが、それでかえって大衆性を獲得しており、西原入門編としては格好である。

それにしても、彼女の子育て姿勢は、本当にこれで大丈夫なのか。「元気にのびのびと」育つ子が幸せなのは、恐らく子ども時代だけだからである。確かにたくましく育つだろう。しかし、彼女の言い分とは別の意味で、世の中そんなに甘くないのだ。しかも、子どもの意思が「元気でのびのび」のポリシーに反するとき、それを尊重することなく、かえって能力の開花を抑えつける方向へ誘導してしまうような気がする。これもひとつの親のエゴなのに。
無限の住人 22 (22) (アフタヌーンKC)

無限の住人 22 (22) (アフタヌーンKC)

/コミック
定価 ¥ 540
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (2007年12月21日)
Review
===良かったところ===
2007年の5月から11月までアフタヌーン誌上の連載が2007年12月に22巻として早くも出版された。不死解明編の前半では単調で展開が異常に遅かったので(特に15,16巻では綾目と暗い牢屋しかでてこないことがあった)心配したが、21巻より始まった六鬼編では初めから展開が速く場面も多彩で非常に面白い。この22巻では登場人物がなんと五勢力(万次と凛、逸刀流(天津、槇絵、凶、阿葉山、馬呂)、無蓋流(百淋、偽一)、六鬼衆(はばき、リョウ、たんぽぽなど)、英干彦(チャイナドレスのクノイチ団))にわかれかなり複雑になっているが、ストーリーは極めてうまく交通整理され混乱も見られず、はやくも伏線と謎がちりばめられ(なぜ逸刀流は分かれたのかなど)、読者はぐいぐいと話にひきこまれる。ここまでくるといつかはNHKの大河ドラマになってもおかしくない。不死解明編で一時みられたような画の乱れもみられず、相変わらず画面の構成力は日本一うまいと思う。またいつもどおりの細部の設定がリアリティーを与える。例えば、「抑えるのは水戸道、東海道か上総道。水戸路での丸一日の差は大きいですよ。江戸からここまで四度も渡河しなければならないですからね。それはつまり馬では追えないということ。冬場は徒渡しもなく川一本につき半刻はかかる。」というようなセリフが作品の江戸時代の世界観に安定観を与えている。こういう宿題をしっかりする漫画家というのは実は案外少ない。あと拷問マニアともいえる作者による拷問の描写が相変わらず極めてリアルで怖くて(「これを続けていくとね、ここが薄くなって光がすけるようになるね。あと関節が八箇所ほど外れて背が一尺ほど伸びるよ。言っとくけど気絶しても続けるから、意識があるうちに教えて欲しいなあ。」)、作品に暗い深さを与えている。一方でバランスをとるようにコメディーリリーフも多数挿入され、宗理先生や辰やたんぽぽなどの場面は楽しい。

===悪かったところ===
一つ目は天津と槙絵の愛が演歌の歌詞をコピーしたような紋切り型で、退屈。はばきと奥さんの壮絶な愛情と比較するとどうしても平面的に見える。歌舞伎のような形式美的なものを入れて格式を入れたい作者のねらいはわかるが、もうすこし工夫がほしい。二つ目は巻末についている付録的な数ページとカバーの帯の漫画。おそらく作者とその関係者と一部のマニアにしかわからないような全く意味のない冗談の羅列と小学生の落書きレベルの絵。読者はお金出して買ってるんだから、もう少し一般の普通の読者が喜ぶようなものをつくってほしい。連載の初期にあったような武器の説明とか、江戸時代の風俗とか地理の説明とかいろいろ面白いものができると思う。
ソムリエール 6 (6) (ヤングジャンプコミックス)

ソムリエール 6 (6) (ヤングジャンプコミックス)

松井 勝法
/コミック
定価 ¥ 540
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2008年05月19日)
Review
カナちゃんの説教臭さと、全体のトーンの暗さで評価が低かった本作品ですが、5巻くらい
からようやく「読める」作品になってきた感じがします。カナちゃんは相変わらず説教臭い
ものの、カナちゃん父親エピソード&支配人の過去エピソードが絡まなければ救いがある
ストーリーに成っているし、全体に無理がないように感じられる。

またストーリーが一巡し、過去の登場人物が絡むようになり、1話から読んでいる読者に取って
親近感が沸く、感情移入しやすいストーリーになってきている点は評価できる(このままで
進んで欲しいのだけど、どこかで伏線回収に掛かってボロボロになるんだろうなぁ・・・)。


他方で、今巻のテーマが「カナちゃんの成長」であるらしく、随所にそのエピソードが
出てくるのだが、支配人の「(カナちゃんが)成長したな」との心の中の想いが語られる
訳だが、その場面・・・全然成長しているように見えなかったのですけど・・・。他に
成長が感じられるエピソードはあったのになぁとちょっと残念に思う。


いささかストーリーの構成や展開が雑なところがこの作品の短所でもある。バーテンダー同様
全体に無理のない構成に仕上げて頂きたいものです。
犬ほど素敵な商売はない (SHYノベルス164)

犬ほど素敵な商売はない (SHYノベルス164)

志水 ゆき
/新書
定価 ¥ 903
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2006年06月26日)
Review
皆さんが書いているように、SMではない。
轡田が倖生に求めたのは躰ではなくて、飼い犬になること。
でも、躰の関係より危険で甘く優しい関係に引き込まれました。

愛情に飢えて育ったユキ(倖生)の空虚感・諦め・渇望。
ユキが轡田の飼い犬になることに対しての始めの嫌悪感・反発。そして戸惑いが生まれ、
だんだんと飼い犬になること、飼い犬でいることへの安心感・幸福を感じ始める。
轡田に優しくされたい、彼だけの犬でいたいという欲求が強くなり依存していく過程が
切なく克明に描かれていてどんどん引き込まれます。
一方、愛する人を次々に失った過去から、愛する者を独占し束縛しなければいられない轡田の想いも切ない。

何度読んでも面白い。昨日また読んでそう思ったのでレビュー書いてみました。


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