萩尾望都 / コミック・アニメ

更新日:09-01-09 12H

 ここでの情報はAmazon より抽出しました。

萩尾望都

萩尾望都作品集 (1) ビアンカ (プチコミックス)

萩尾望都作品集 (1) ビアンカ (プチコミックス)

/単行本
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1977年02月)
Review
私の漫画原点です。
幼い頃、母が風邪で寝込んでいる私に買ってきてくれたのですが、
未だに忘れられない1冊です。
母は素敵な表紙だからと選んだし、内容も残酷さや暴力的なものは一切含まない、
丁寧で綺麗な短編集です。
しかし精神的には決して8歳程度の子供が読むものではありませんでした。
ポーチで少女が家族とかわす淡々とした会話劇とその結末。
森でひとり踊っていた少女の姿。それまで読んだ事の無い、そして感じたことの無い
衝撃があり、ちょっと呆然としたような気がします。
萩尾先生は昔からすごい方でした…。

メッシュ (文庫版) 【コミックセット】

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:4.0
Review
ご存知、SFマンガ界の巨匠、萩尾先生の描くせつないラブストーリー。

開発前の未知の惑星の調査のため選ばれた数人の男女。彼らは、その道に二人といないプロフェッショナルであるために、誰かが欠けてもすぐにその任務を継承できるよう、危険な任地に赴く前にクローン作成のための細胞を提供していた。あるとき、一人の女性のクローンがその地を訪れ…。

11歳で初めて読んだ時には、涙が止まりませんでした。
クローンの彼女にとって、彼は初めて出会う人なのに、彼にとって彼女は…。

画もキレイだし、キャラクターの作り方も上手です。
その年のぱふの短編ベスト1or2でした。

完全犯罪―フェアリー (PFコミックス)

完全犯罪―フェアリー (PFコミックス)

/-
おすすめ度: おすすめ度:2.0 発売日: (1988年11月)
Review
甲斐バンドへのオマージュとも言えるミステリー・ミュージカル。ミュージカル場面は読んでいて尻がかゆくなる。萩尾ワールドには肉体性・肉感性が欠落しており、「肉体の躍動」はまったく伝わらないところにもってきて、魅力のないキャラと魅力のない恋愛模様とヘンなミュージカルを見せられる。苦しい、の一言。熱狂的萩尾ファンの方のみこの試練に耐えて下さい(笑)。
ローマへの道 (PFコミックス)

ローマへの道 (PFコミックス)

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おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1990年11月)
Review
本作を読んだとき、私のバレエ知識はゼロ。でも、とってもおもしろかった。
萩尾さんて、普通の男女の恋愛ものも書いていたんですね。「マージナル」で萩尾さんを知ったので、本作は感動ものでした。
で、「残酷な神が支配する」で、嫌悪感で鳥肌たちました。
両極端?なものが生み出せるなんて、すごいなあ。

萩尾望都作品集 (15) (プチコミックス)

/単行本
 発売日: (1977年06月)

萩尾望都作品集 (12) (プチコミックス)

/単行本
 発売日: (1978年04月)

萩尾望都作品集 (6) (プチコミックス)

/単行本
 発売日: (1977年11月)

赤ッ毛のいとこ―珠玉傑作集 (小学館文庫 (719))

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2000年月)
Review
 4ページから6ページの少ないページ数、10回の連載で、なんでこんなに魅力ある人物や物語が描けるんでしょう?「赤ッ毛のいとこ」、ハーフの少女のえるが無茶苦茶可愛い。家の都合で同居する事になった純日本美少女まりとのえるの高校生活は、恋や勉強その他もろもろの、特別じゃないけど楽しそうでうらやましい毎日。心なごむ作品です。
 他に7作収録。中でも「デクノボウ」は、萩尾先生のネーム作り秘話。漫画家の頭でどのようにネームがカタチを成していくかを描いていて、興味深かったです。

萩尾望都作品集 (11) (プチコミックス)

/単行本
 発売日: (1978年03月)

萩尾望都作品集 (7) (プチコミックス)

/単行本
 発売日: (1977年12月)

萩尾望都作品集 (14) (プチコミックス)

/単行本
 発売日: (1978年06月)

萩尾望都作品集 (3)  ケーキ ケーキ ケーキ(プチコミックス)

/単行本
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1977年08月)
Review
塩崎家の三女カナは、上の姉ふたりと違って、成績も悪いし芸術的な才能もない・・・。だけれども、お菓子が好きなことに関しては誰にも負けない。そして、それは”味覚”という才能であり、カナはそこから菓子職人への道を歩みだす。主人公カナの健気さ、しなやかさ、そして勇気と決意。非常にわかりやすいストーリーで、子供っぽい昔の漫画だなあ、と思ってそれで終わりのような気もするけれど、それだけではないものがこの作品にはあると感じる。それは、発表当時の少女漫画が、ひたすら主観的であるとか、憧れだけを描いたものであっただろうことを考え、それらと比較してのことであって、この作品に対しての評価を、今の時代におけるものとして語ることが出来ていないから、そう思うのかも知れない。だが、巻数を重ねて、希釈された物語をひたすら追わされることもある今の漫画と比べても、この作品に描かれているひとの人生が劣っていて古いものとは思わない。もはや私はこの作品が大好きなので、ほめちぎってほめちぎって、どうこのレビューを締めたら良いのかもわからないが、とにかくこの文章を読んでくださった方、それで辟易されなかった方、どうぞ、読んでみてください。

萩尾望都作品集 (8)  ポーの一族 3

/単行本
 発売日: (1978年10月)

萩尾望都作品集 (〔第2期〕-7) (プチコミックス)

/単行本
 発売日: (1985年02月)

残酷な神が支配する (5) (PFコミックス)

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1995年05月)
Review
主人公ジェルミは義理の父に性的虐待され、それがどれほど彼を苦しめているでしょうか。
この苦しみから逃れるため彼は誰を頼ればいいのでしょうか。
彼には事実味方はいません。他の家族は皆、義理の父は誠実で愛妻家で素晴らしい人物と捉えています。
そして義理の父もジェルミに釘を刺します。
「君が話せば家族は崩壊」

ジェルミは一人で孤独に耐えようとします。しかし、一人で背負うには重すぎた。彼はしだいに自分を失っていきます。
後々彼を救ってくれる人物は、この時点ではまだ真実を知りません。
しかしその人物が真実に目覚めるまでのこのストーリーが、後でとても重要なものとなります。

トーマの心臓 2 (2) (フラワーコミックス)

トーマの心臓 2 (2) (フラワーコミックス)

/新書
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1975年04月)
Review
とにかく、このカラーの扉絵が、
全ての少女マンガの中で一番美しいと思います。
なぜか、ほかの版にはないんですよ。
このフラワーコミックスをみてください。
オスカーの横顔が美しく、切ないです。

恐るべき子どもたち (セブンティーンコミックス)

/新書
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2000年月)
Review
萩尾望都の作品で恐るべき子供達を知った方も多い様ですが、原作者はかの有名なフランスの天才詩人ジャン・コクトーです。。。。。。少年ポールとその姉エリザベートはあまりにも純粋に子供の神話の世界に生きていた。子供の快楽、子供のエロチシズム、子供の神をも恐れぬ残虐性、そのままに傍若無人に育った子供達も体の成長を止める事は出来なかった。神聖なる遊びの中で完全な生を求めて歯車は廻りはじめる。。。。

アニメグラフィティー 11人いる!!

/単行本
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1986年11月01日)
Review
萩尾望都といえば『ポーの一族』等の代表作があり永遠の名作だが、あえてここは『11人いる!』の方を薦めておこうと思う。

SF好きの萩尾氏が宇宙を舞台に描いた本格的なSF作品のひとつである。


エリートのみが入学を許される宇宙大学への入学試験。
その最終試験に10人一組のグループが結成され、それぞれの試験会場へと振り分けられた。
主人公、タダトス・レーンの振り分けられたクラスは宇宙船白号で53日間を過ごすことを課題に出される。
――だが、白号にたどり着いた彼らは11人。
出発時には間違いなく10人だったのに、一人増えていた。

誰が11人目かという疑心暗鬼を胸に彼らは集団生活をはじめる。だが、次々に襲い掛かるトラブル、事故・争い・受験生を襲うパニック――何処までが試験で何処までが11人目の陰謀なのか?


孤立した宇宙船内で繰り広げられる受験生たちの葛藤と闘い、心の交流。訪れる意外な結末。
緊迫感のあるストーリー展開には息もつかせぬ勢いがある。

とにかく読んでみて欲しい作品である。

萩尾望都作品集 第II期 4 スター・レッド(2) プチコミックス

/単行本
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1986年02月)
Review
圧巻のひとことにつきます。本当に壮大な火星をめぐるSF物語です。
ちょっと話が難しくて混乱したりもしましたがとにかくおもしろいです。
萩尾望都さんのSFが好きな方なら買って損はしないと思います。
アメリカンパイ オンデマンド版 [コミック] (PETIT COMICS)

アメリカンパイ オンデマンド版 [コミック] (PETIT COMICS)

/オンデマンド
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2005年07月28日)
Review
とっても、静かな作品です。
同時に、ロックンロールそのものって作品でもあります。
物語を語るのは、長髪のヒッピーライクなミュージシャン。主人公は彼が出会った、というか拾った女の子。笑顔さえもどこか寂しい、歌ってるときだけ自分の事を表現できる、そんな子です。
これ以上は書けません。読んでみてください。ほんとうに感動する作品です。

ポーの一族 【コミックセット】

/コミック
おすすめ度: おすすめ度:5.0
Review
 内容は語るまでもないかもしれないが、一応。永遠の命を持つバンパネラの一族の、長い長い時をこえる物語だ。主人公の二人の少年、エドガーとアランが魅力的なのはもちんだが、彼らを取り巻く人々のエピソードが一つ一つ美しく切ない。
 これは周りの人も巻き込んで読むと、どの話が好きか、個性が出て面白い。
 私が好きなのは「グレンスミスの日記」。偶然ポーの村へ迷い込んでしまった英国貴族グレンスミスの書き残した手記が、娘の手を経て海を渡り、曾孫によってドイツで出版されるまでの話だが、「生きるということはとてもつらいから、ただ日を追えばよいのだけれど、時にはとてもつらいから、特に弱い人々はかなうことのない夢を見るんですよ」という(正確じゃないかもしれないが)セリフが時々ふっと頭に浮かぶ。
 私たち本の世界をうろうろする人間も「かなうことのない夢」を追いかける弱い人間だからかな。
 最近の萩尾作品しか知らない世代の方、一度は目を通してみてください。
トーマの心臓 1 (1) (フラワーコミックス)

トーマの心臓 1 (1) (フラワーコミックス)

/新書
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1975年06月)
Review
本作品は『ポーの一族』に並ぶ超名作で、キリスト教の教義の本質を説くような、あるいはまるで神の高みに近づこうかと言うような、コミック史上、最も崇高な作品です。

作者は本書を執筆した動機について、次のように語っています。
「『トーマの心臓』をかくきっかけとなったものは、ある年の冬にみた『悲しみの天使』という映画です。
これは、フランスの全寮生の男子校の、少年どうしの愛の物語で、年下の方の少年の自殺という事件で、その物語が終わります。
年上の少年は、後悔の涙にむせぶのですが...。
(中略)その結末が納得できません。
もし、年上の方の少年が、年下の方の少年を、ほんとうに愛していたのならば、むしろラスト・シーンから物語を始めたらどうだろう...。
ということで、自殺から始まる物語をかき出したのが、『トーマの心臓』です。」(鈴木志郎康著『萩尾望都マンガの魅力』清山社より)

そうして描かれた本書のテーマは「愛」、そして「許し、許されること」。
その宗教的なテーマについても、作者は上記著書の対談の中で次のように語っています。
「その後イギリスへ旅行して、『ジーザス・クライスト・スーパー・スター』の映画をみました。
これでキリスト教と、宗教の救いについていろいろ考えて、そして、やっと『トーマの心臓』の結末が頭に浮かびました。」

ちょうど「ポー・シリーズ」の前期と後期のはざま、著者の絵が最も繊細だった時期に描かれたこの作品は、幾度繰り返し読んでも心の奥深く刻まれた感動がその都度甦り、決して色褪せることがありません。
表紙のカラーイラストも、フラワーコミックス版全3巻が最高です。

ついでながら、この巻に収載されている『秋の旅』と『小夜の縫うゆかた』は、いずれもポー・シリーズ以外で最も好きな短編です。

残酷な神が支配する (2) (PFコミックス)

/-
 発売日: (1993年09月)
トーマの心臓 (3) (フラワーコミックス)

トーマの心臓 (3) (フラワーコミックス)

/新書
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1975年06月)
Review
 中学生の時、はじめて読んで以来30年、「ポーの一族」と並び、ずっと私の中のNo1でした。
 「ユリスモール、これが僕の愛」と言い残したトーマの気持ちは大分後になるまで理解できず、今でも本当にわかったのかどうかあやしいのですが、大人になるにつれ、すこしずつ共感できるようになりました。もっと年を重ねたら、またもっと深く理解できるだろうと思います。
 「人を愛する心」の素晴らしさ、美しさ、切なさを、理屈ではなく、直接感情に訴えかけ、理解させてくれることができる本です。全ての人に読んでほしい、名作中の名作です。
塔のある家 オンデマンド版 [コミック] (PETITコミックス)

塔のある家 オンデマンド版 [コミック] (PETITコミックス)

/オンデマンド
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2005年06月16日)
Review
デビューしたての頃のお話が主です。
まだ「ポーの一族」「11人いる!」などのヒット作が出る前の頃ですが、引けを取らない面白さと感動がそこにはあります。
当時の少女漫画家とは明らかに異なる独特の画風や、恋愛のみにとどまらないスケールの大きさは新人当時でも珠玉だったことでしょう。
今の萩尾先生には描けないものだと思われる、若さがなせる原石のような作品に触れたい人にお勧めします。

萩尾先生の気に入っている作品は「塔のある家」「小夜のぬうゆかた」だそうです。(当時のご本人のインタビューから)

日本が舞台のお話は萩尾先生にはわりと珍しいですね。


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