まんが文庫 / コミック・アニメ

更新日:08-11-20 12H

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まんが文庫

まんが道 (7) (中公文庫―コミック版)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1996年09月)
Review
 藤子A・F不二雄氏における漫画人生を綴った「まんが道」もこの巻で7巻目を迎えるが、今巻からはいよいよ2人が故郷の富山を離れ、東京に上京する。そして、それと同時に漫画家仲間ともライバルとも言える人々が次から次へと出始めるのだ。
 だから、「『まんが道』はここから面白くなる。」と言う人も中にはいる。私としては名作だと思うので、はじめから全巻読んでほしいが、「試しに読みはじめたい」というならここが一番いいと私は思う。

荒野の天使ども (第1巻) (白泉社文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1997年06月)
Review
しっかりもので少し生意気な女の子が格好良い青年達と繰り広げる活劇。
いわゆる恋愛ものの少女漫画ではありませんが、(その後シリーズで恋愛ものへと発展していきます)読んでいてドキドキしたりワクワクしたり、少し少年漫画の趣もあるように思います。
少し古いような気もしますがスッキリした絵柄は読み易く、何よりウェスタンな雰囲気がとても格好良いです。
女の子が頑張ったり活躍したりする冒険もののお話が好きな方なら絶対にはまると思います。
私はこの作品を読んで、この方の描かれる漫画を全て読みたくなりました。
マンガ 日本の歴史〈34〉米将軍吉宗と江戸の町人 (中公文庫)

マンガ 日本の歴史〈34〉米将軍吉宗と江戸の町人 (中公文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (1998年06月)
Review
この「マンガ日本の歴史」シリーズは史実に基づいた原案を歴史学者が作成している。この巻は享保の改革の徳川吉宗を多面的に描いたものである。世間に流布する吉宗についての固定的なイメージ(暴れん坊将軍、米将軍)だけではない吉宗の真の姿を描こうとしている点が良い。このシリーズの他巻には時々どきついシーン(一巻に1,2コマ)も見られるが、この本にはそれがなく安心して子どもに読ませることができた。
陽だまりの樹 (8) (小学館文庫)

陽だまりの樹 (8) (小学館文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1995年06月)
Review
 ついに歴史は幕府を呑みこみ、明治時代へと流れ込む。良仙が西郷に向かって「歴史にも書かれずに、死んでいった人間が大勢居るのに、それを土台にして歴史に残る人間が許せない」と言う。

 これが、著者のもっとも主張したかったことなのだと思う。

 確かに歴史は一人で作るものではなく、無名の大勢の人々によって積み重ねられるものである。故に、歴史の重みはより大切であると私も感じた。

三つ目がとおる (1) (講談社漫画文庫)

三つ目がとおる (1) (講談社漫画文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1998年12月)
Review
手塚治虫は考古学にも興味を持っていたようだ。マヤ文明やシヴァ神などを背景にこの物語が展開されていくのは一目瞭然だと思う。

写楽呆介という見つめ族最後の生き残りと和登さんと言う女の子が繰り広げる話だが、背景が難しいだけに話も難しい。その為最後もえっ、終わりという感じだった。この話を理解するには頭をすっきりさせて読んでいくしかない。おでこの目を隠されると幼稚園児のようになってしまう写楽だが、そのおでこの目が全開の時には、恐ろしい破壊的な人間になってしまう。それを唯一止める事ができるのが和登さんなのである。この二人のやり取りと、その物語の深さにもう脱帽です。

銀河鉄道999 (10) (少年画報社文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1994年05月)
Review
 これは私が小学校に入ったか入らないかといった時期に読んだものである。子供ながらにワクワクして観ていたものだ。テレビが先か漫画が先かはよく覚えていないが、とにかく面白かった。そのシリーズは漫画・テレビ・映画と有るが、やはり漫画の出来が一番良いと思う。特に初めから機械化母星を破壊するまでのストーリーが最も良い。テレビもナカナカ音楽も良いので、捨てがたいのだが、どちらかと言うとこの漫画のほうがクオリティは高いと見た。より「999らしい」のである。また、テレビのほうはよく「受け狙い」でもともとの話とはちょっと違う形になるケースがあるから、やはりこれは漫画を読んだほうが良いと思う。
 999は「地球には機械化人間と生身の人間とがいて、生身の人間はまるで動物のような扱いを受けている・・・」という話。これは凄いです。当時にあって衝撃的内容・・・しかし実は戦前・戦後の世界はこれと同じような世界だったわけで(人種差別)、その意味でこれは史実に基づいた、「現実の世界」をベースにしてあるのである。
 
DRAGON QUEST ダイの大冒険(22)閃光の章 (集英社文庫コミック版)

DRAGON QUEST ダイの大冒険(22)閃光の章 (集英社文庫コミック版)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2004年03月18日)
Review
今更言うまでもないですが、集英社週刊少年ジャンプにおいて七年間にわたって連載された漫画です。この22巻で完結ですが、まだ数多くの謎が残っており、自分なりに考え何度も読める作品だと思います。

なずなよなずな (白泉社文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (2002年06月)
Review
私が大島弓子が好きだったのは「鳥のように」から「綿の国星」あたりまでなので、今回の単行本化はほんとに待ってました。
後年の「ヨハネがすき」よりも遥かに入り組んだプロット。
繊細で示唆に富んだ心理描写。
大島弓子が最も多作であった頃の珠玉の佳編。
課長島耕作 (3) 新装版 講談社漫画文庫

課長島耕作 (3) 新装版 講談社漫画文庫

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2003年12月)
Review
大町久美子が登場します。彼女はシリーズ全般を通して,非常に
キーな役割をしております。

このころから,島耕作が現在のイメージと一緒になってきます。

オルフェウスの窓 (1) (集英社文庫―コミック版)

オルフェウスの窓 (1) (集英社文庫―コミック版)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1995年07月)
Review
オルフェウス伝説をベースに描かれた歴史ロマンで、絢爛豪華なベルばらに比べれば地味ですが、舞台はドイツ、オーストリア、ロシアと広がり、重厚で読み応えのある内容が魅力の作品です。
主人公3人の魅力もさることながら、この作品には、愛する男性に尽くす女性が何人もでてきます。その中でも、クラウスの兄の恋人アルラウネは美しく聡明で行動力もあり、すてきな女性です。
冒頭はドイツのレーゲンスブルクの男子校での学園生活と、ユリウスの裕福だけれども幸せではない家庭が詳しく描かれています。ここで、投げ出さずに、ぜひ先を読んでください。
途中から大きくストーリーが展開し、魅力的な女性が多く登場します。

風と木の詩 (第5巻) (白泉社文庫)

/コミック
 発売日: (1995年06月)
めぞん一刻 (9) (小学館文庫)

めぞん一刻 (9) (小学館文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1997年04月)
Review
 この作品は、小学館が発行している『ビッ
グコミックスピリッツ』で連載された伝説の
ラブコメディーです。一刻館というアパート
を舞台に繰り広げられるドラマは、読者に感
動と笑いを与えてくれます。
 この第9巻では、三鷹瞬が最後の大反撃を
してくる話が中心となっています。
 この作品のおすすめは、三鷹と三鷹の愛犬
のマッケンローとの間に起きた出来事です。
特に、この話の最後の一コマが面白いです。
翔子の事件簿 7 (7) (秋田文庫 21-9)

翔子の事件簿 7 (7) (秋田文庫 21-9)

/文庫
 発売日: (2007年01月10日)
キャプテン翼 (6) (集英社文庫―コミック版)

キャプテン翼 (6) (集英社文庫―コミック版)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1997年12月)
Review
全国少年サッカー大会決勝戦。南葛VS明和。南葛には、翼、岬、若林が今大会、始めて顔を揃えました。対する明和には、日向。そして若島津。日向を支える沢田とこちらも凄い顔ぶれ。そしてこの決勝戦は、壮絶な試合になりました。負傷者、故障者が次々と発生。それをチーム全員で支えあって試合が続きます。日向くんも南葛のチームワークに刺激され、初めてチームワークで闘い始めます。優れたキャラクターは、作者の意思を超えたところで自ら動き始めると聞いたことがありますが、まさにそういう場面ではないでしょうか。読み応え十分です。

21エモン (2) (小学館コロコロ文庫)

/文庫
 発売日: (1997年04月)
花冠の竜の国 (1) (秋田文庫)

花冠の竜の国 (1) (秋田文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1998年11月)
Review
この漫画は母から娘まで何代にも渡って読める色褪せない素敵なファンタジーです! 読むとエスター王子にきっとだれもが恋をしてしまうと思います♪
妖精国の騎士 27 (27) (秋田文庫 25-40)

妖精国の騎士 27 (27) (秋田文庫 25-40)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2007年04月)
Review
文庫版も26巻27巻同時発売でクライマックスを迎えました。
三剣の騎士たちの長い物語もある意味ハッピーエンド。
雑誌で、すこしもの足りなく感じた部分に加筆修正が加わり、満足感がでました。
ローラント戴冠式前後も追加されてます。
雑誌、コミック、文庫本と違いを楽しんではいかが?
勇午―The negotiator (香港編) (講談社漫画文庫)

勇午―The negotiator (香港編) (講談社漫画文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2005年06月)
Review
すごい面白い!!

簡単に言うと今、踊る大走査線などで流行になっている交渉人の話です

ただ彼の交渉相手は世界中の権力者や大富豪だったりするわけです

「香港編」では1997年の香港返還を前に、清王朝遺物である香港の所有権を認める翡翠の印を巡って清の貴族の末裔や北京政府、黒社会の人々が様々な思惑を巡らせます。そんな中、主人公の勇午は香港の未来のために交渉を開始。

台湾もそうですけど、香港もまた中国本土や諸外国との関係が非常に微妙な土地ですよね。「価値があるのは香港という小島ではなく、そこにいる人達の営み」という勇午の言葉はとても重たいですね。


ストーリーがまず面白いし、絵柄も成年誌だけどとても丁寧。勇午も好感の持てる青年です。塩漬けにされたり各国で拷問に遭うのがお決まりのパターンのようですが

非常にクレバーな勇午に惚れ惚れします

ついでにアジアってやっぱまだ原色な状態なのが面白いな〜〜〜って思います。



伊達政宗 (3) (講談社漫画文庫)

伊達政宗 (3) (講談社漫画文庫)

/文庫
 発売日: (1998年02月)
天然コケッコー (9) (集英社文庫―コミック版)

天然コケッコー (9) (集英社文庫―コミック版)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2003年12月)
Review
この漫画、前半部分では
のどかで豊かな田舎の生活・思春期特有の悩みやおかしさを
瑞々しくユーモラスに描いているのに対し、
後半には、さりげなくシビアな描写が盛り込まれていくようになります。

親の浮気、学級の閉鎖、友人に利用されるそよ、想い実らない脇役達
昔から一緒だった幼なじみとも、少しずつ距離が出来はじめ…

いつもそこにあると、無意識に思っていたもの
それらが失われていく過程が、ゆっくりと描かれています

しかしこの後半の展開が、作品への愛着を一層高めさる。
遠山のしたたかさ、シゲの痛さ、うるさく汚い虫さえも
すべてのものが懐かしく愛おしく思えてくるのです。
とっくの昔に終わってしまった、自分の青春を思い出すときのように。
伊達政宗 (4) (講談社漫画文庫)

伊達政宗 (4) (講談社漫画文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1998年02月)
Review
 稀代の英雄、独眼竜政宗についての作品。徳川家康、豊臣秀吉、織田信長等の有名な戦国武将についての作品は多々あるが、政宗についての作品はあまり無いので貴重な作品と言える。幼い頃から人生を終えるまで詳細に書かれており、一読をお勧めします。
マンガ日本の歴史 (52) (中公文庫)

マンガ日本の歴史 (52) (中公文庫)

/文庫
 発売日: (1999年03月)

わたしは真悟 (Volume2) (小学館文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.0 発売日: (2000年02月)
Review
 相変わらず、強烈な表現力で強烈な物語を描く、うめず先生のパワーは凄い。青年誌連載時に全く読んでなかったので、全巻まとめて買って読んで見ました。物語は、ある少年(さとる)と少女(まりん)の「純愛」を軸に展開していき、二人のとんでもない儀式の「結婚」によって、二人のデータを入力していた工場の作業ロボットに《意識》が生れてしまう。《意識》を持った作業ロボットは、「真吾」と名乗り、(両親)である二人を慕って行動し始める・・・。

 生命とコンピュ-ター(人口知能)といった現代的なテーマに、作者の誇大妄想的(妄想癖?)ともいえる、恐怖とサスペンスを絡めた驚愕のうめずワールド!。ギョエー!!。引き込まれるように、一気に全巻読んでしまい、読後は重厚な哲学書でも読み終えたような気分です・・・。(ちょっと疲れた)

 しかし、一抹の後味の悪さも残る作品でもある。例えば、作者がかつて少年誌に連載した「漂流教室」のようなすっきりとまとまった物語ではない。前半の二人が東京タワーのアンテナの上から、救助のヘリコプターに飛び移るあたりまでの筋立てや展開は見事だが、後半イギリスに渡った後のまりんの話は、ずいぶんと荒唐無稽で壮大な悪夢のような話になってしまい(それだけに迫力に充ちてはいるが・・・)、ここらへんは、うめず先生のエンターテイメント性が、暴走しすぎた感じだ。その他にも話のつじつまが合わない部分がかなりあるのが気になる。

 おもしろい作品だし意欲作だが、うめず先生の力量からしたらこのくらいは、当たり前だと思う。ホラーに徹した作品を描くこともあるが、話の底にある、やさしいヒューマニズムがこの特異な天才を天才たらしめていることを忘れてはいけない。

キャプテン (1) (集英社文庫―コミック版)

キャプテン (1) (集英社文庫―コミック版)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:4.5 発売日: (1995年08月)
Review
あの小学6年生の夏休み。たまたま行った学校のプールの空き時間、教室にあったこの漫画を読んだときの衝撃といったら。。。それまで「リボン」や「別冊フレンド」の愛読者だった小6年生の女の子がすっかり、全巻読むまで学校に通ったものでした。今読むとちょっとやりすぎ??勉強のほうは大丈夫?みんな五十嵐君のように頑張れる子ばかりじゃないんだよと、親の立場で読んでしまう自分に苦笑いで。自分の子がどんな感想を持つのか、気になる漫画です。その後、「プレイボール」を自分で購入した際、母が「プレイボーイ」と読みまつがいしたのも懐かしい思いで。。。ノスタルジィに浸るために本棚においておきたい漫画。かな。

銀河鉄道999 (9) (少年画報社文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1994年05月)
Review
少年の鉄郎がメーテルに導かれながら様々な星を旅する物語。
場所場所で出会う人々、印象に残るは子供の鉄郎に牙を向ける大人達…
魂を奪おうとする大人、肉体を奪おうと画策する大人、
一緒に暮らして欲しいと拉致同然に連れ去ろうとする大人、
単に憎たらしいが理由で殺そうとする大人…
今の社会と似ている気がします。
子供の頃はよっぽどではない限り、自分の将来は立派な大人になると信じています。
でも全ての人間が立派な大人にはなれない。
不幸にも哀れなり、惨めなり、救いようが無い悲しい大人になってしまう人もいるでしょう。
そんな悲しい大人達が子供を食いつぶそうとしていること、実際そんなことが起きてしまうことを
「大人として謝る、ごめんなさい。でもそれを理由で君の心が折れることがないようにね。」
と言っている気がします。
大人になった私は、背中に寒気が走りました。大人が子供を潰してるのではないかと。

その中での救いは立派な大人がいるということです。
メーテル、ハーロック、旅先の星の住人達。
私はメーテルより、殺された鉄郎のお母さんの方が強く印象に残っています。
大切な人を亡くす悲しみ、もう戻っては来ない悲しみ、新しい生活(旅)のはずなのに
度々思い出す悲しみ、そして思い出すことしかできない悲しみ。
しみじみと感じました。大切な人が生きていることが幸せと。

これが30過ぎた私が、改めて読んだ後の感想です。とても良い本です。
きっと子供の頃、アニメを見てそれっきりだったらこんな感想は持てなかったでしょう。






中国の壷 (白泉社文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1997年03月)
Review
はずかしながら、泣きました。川原作品は初期のころから、大半読んでいるのですが、うるるときたのは、これが最初。いつものように、うへらうへら笑えるところもあって、ほんのり切ないところもあって、でもいつになく、ぐぐんと胸にきたのは、なんなんでしょう。あの素直にまっすぐ疑いもせぬ目で自分を見上げてくる安曇の顔をながめている飛竜の運命を受容した姿。運命なのだと・・・。
ザ・コクピット (1) (小学館文庫)

ザ・コクピット (1) (小学館文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1997年11月)
Review
 松本零士氏の作品は、宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999が一般的にはよく知られている。それらがいわば氏のメジャーな表の代表作だとすれば、この『ザ・コクピット』に収められた「戦場まんがシリーズ」をはじめとする一連の作品は、裏の代表作だといえよう。

 先の大戦は人類未曾有の大惨事であり、そこでの日本の役回りは極めて侵略的なものであって、私(評者)としてはそれは全体として肯定できるものではなく、また著者も同様の認識にあると思う。しかし、そこで実際に戦っていた将兵は、そうしたマクロの視点からだけでは見えてこない、さまざまな思いを抱いて戦い、また感じていたはずである。そのことは、戦後出版されたさまざまな戦記や手記を読んでもうかがえる。

 戦いに実際に関わった個々人の思いを、漫画という表限手段を用いて、また半ばフィクションであり半ばノンフィクションであるというジャンルの利点を活かしてあらわしたのが、この『ザ・コクピット』である。同じジャンルの他の著者による作品の追随を許さない、極めて緊張感の高い作品が揃っている。

花の慶次―雲のかなたに (7) (集英社文庫―コミック版)

花の慶次―雲のかなたに (7) (集英社文庫―コミック版)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1999年09月)
Review
「花の慶次」は1990年から週刊少年ジャンプに連載された、傾奇者(かぶきもの)を主人公にした歴史ロマン漫画。その最大の魅力はなんといっても主人公前田慶次の生き様。自由と風流を愛し、愛馬・松風とともに絢爛なる安土桃山時代を疾駆したその姿は時代を超えて読むものを惹き付ける魅力をもつ。原作は隆慶一郎の「一夢庵風流記」。その本巻。関白・豊臣秀吉による小田原攻めも、北条方の敗北により終結した。奥州の雄・伊達政宗を豊臣方に参陣させる役目をおえた慶次も京に戻るが、そこで千利休の息子、与四郎と出会う。そこを与四郎を追うイスパニアのいくさ人、カルロスが襲う。
きりひと讃歌 (1) (小学館文庫)

きりひと讃歌 (1) (小学館文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (1994年11月)
Review
手塚治虫の青年向けマンガの最高傑作。幼児向けの最高作「鉄腕アトム」、少年向けの最高作「ブラック・ジャック」とキャラクター達が似ている。主人公はアトムもブラックジャックも桐人もスティグマを刻印されたマージナルな存在。このマンガの女曲芸師、ウラン、ピノコ=その妹的存在、やはりスティグマを負っている。竜ヶ浦、キリコ医師=生命の尊厳の否定者。御茶ノ水博士、本多博士、このマンガのドイツ人博士=「理性と科学」を象徴する者。
医学界から離れ、文化的僻地のパイオニア的英雄になる主人公の人生自体、どこか手塚治虫に似ている。
とくに最期の竜ヶ浦と主人公の対決の場面は、全ての手塚マンガのなかでも最も見事なシーンだ。ここでも主人公を救うのは、理性と科学の権化である「お茶の水博士」(TVに出てくるドイツ人医学者。髪型も似ている。)なのだ。手塚は科学と理性の限界をテーマにした名作も描いているし、宗教体験やオカルトを主題にした作品も多い。だが結局、諸々の悪(人間悪を含めて)と対決する時、人類にとって頼りになるものは「理性と科学」しかないという信念を持つ人だったと思う。
キャプテン (11) (集英社文庫―コミック版)

キャプテン (11) (集英社文庫―コミック版)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:3.5 発売日: (1996年02月)
Review
『キャãƒ-テン』は続編の『ãƒ-レイボール』と並ã‚"で小学館漫ç"»è³žã‚'å-賞ã-たç' æ™'らã-いスポ根漫ç"»ã§ã™ã€‚よくある安æ˜"な設定がいっさいありませã‚"。目ã‚'惹くだã'のå¾-意技ã‚'もつものや、ç' æ™'らã-い才能ã‚'もった人é-"é"ではなく、ひたすら努力、努力、ç·'ç¿'、ç·'ç¿'で「キャãƒ-テン」ã‚'目指ã-ていく、という等身大の主人å...¬ãŒç™»å 'ã-てそã"にドラマã‚'つくっていきます。そのよさは時代ã‚'è¶...えて読むものã‚'ひきつã'るé­...力ã‚'十分たもち続ã'ていますので、是非昨今の安æ˜"な漫ç"»ã«ç-²ã‚ŒãŸæ-¹ã«ãŠè-¦ã‚ã„たã-ます。そã‚"な『キャãƒ-テン』の本巻ではæº-ã€...決勝・対åŒ-戸中戦。序盤に4点ã‚'とった墨谷は、8回にも1点ã‚'追加。もはや勝負はついたかに見えたが、九回表、ついにè¿'è-¤ã‚'とらえはじめたåŒ-戸中は猛反æ'ƒã‚'é-‹å§‹ã€‚ç-²åŠ'も極限まできã!Ÿã‚¤ã‚¬ãƒ©ã‚·ã¨ãƒŠã‚¤ãƒ³ã¯â€¦ï¼ï¼Ÿ
王家の紋章 (9) (秋田文庫)

王家の紋章 (9) (秋田文庫)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:2.0 発売日: (2005年10月)
Review
この巻ではバビロニアでのできごとについての話が収録されています。バビロニアとは何ぞや?という方には、この巻を読んで知っていただくのがよいでしょう。しかし、ここらからだんだん絵が雑になってきていると思います。2巻〜4巻の絵が著者の中で最高に出来のよかったものなのではないでしょうか。
ソムリエ (4) (集英社文庫―コミック版)

ソムリエ (4) (集英社文庫―コミック版)

/文庫
おすすめ度: おすすめ度:5.0 発売日: (2003年07月)
Review
本作は、原作が城 アラキ、漫画を甲斐谷 忍、そして監修とコラムを堀 賢一が担当しています。
絵が好きで買いましたが、毎回様々なワインが登場します。
登場する人々の心の悩みや葛藤を、ワインにまつわる話や主人公佐竹城のワインを愛する姿勢が、見事に解決してくれるお話です。
そして更に、佐竹城の生い立ちの秘密や行方不明になった母探しの結末が、感動のクライマックスになります。


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